恒久平和を実現するための非武装中立論

理想と現実を両立させた画期的平和国家論が、最新の世界情勢を踏まえてリニューアル!

ウクライナ、台湾有事、尖閣列島、中国覇権、北朝鮮ミサイルの危機でも揺るがない非武装中立の理を説く、国民のための平和のレシピ

自公政権の進める防衛予算倍増、敵基地攻撃能力保有に断固異議申し立て!

護憲派にとっては耳慣れた非武装中立論を、これまでにない切り口と具体性で展開!

◆目次◆

第1章 改憲論議に「待った」をかけるために
第2章 究極の安全保障組織「防災平和省」の新設
第3章 自衛隊違憲論争と抑止力
第4章 「災害救助即応隊(ジャイロ)」創設か、自衛隊・日米安保体制の継続か
第5章 外国から攻められたらどうするかと聞かれたら
第6章 護憲派と改憲派、そして無関心層へのアプローチ
第7章 防災平和省と「災害救助即応隊(ジャイロ)」実現のロードマップ
終 章 コスタリカは生き字引き

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書評 花岡蔚著『新版 自衛隊も米軍も、日本にはいらない!』(ひばりタイムス8月31日付)

ひばりタイムスのホームページを御覧ください。

北海道新聞(2023年8月20日付)で紹介されました。

琉球新報(2023年7月26日付)で紹介されました。

沖縄タイムス(2023年7月22日付)で紹介されました。

しんぶん赤旗(2023年7月2日付)で紹介されました。

以下、旧版『自衛隊も米軍も、日本にはいらない! 「災害救助即応隊」構想で日本を真の平和国家に』のレビューです。

読者レビュー

 平和を愛し、戦争を憎む国民にとって待望の本が現れた。
 『自衛隊も米軍も、日本にはいらない!―「災害救助即応隊」構想で日本を真の平和国家に』(花岡しげる著 花伝社1月27日刊)だ。第1章の冒頭にはこう書かれている。
 「自民党や9条改憲を支持する人たちは、二言目には『野党は改憲反対と言うばかりだ。もし改憲に反対ならばきちんとした対案を出すべきである』と言います。……そこで本書では、第9条の自民党改憲案への対案として、現行憲法と全く矛盾しない安全保障政策を提案します。」として、「防衛省廃止と新官庁『防災平和省』の創設」を明記する。
 そして「第5章 外国から攻められたらどうする?の心配は無用」では、その(1)「日本は国境を天然の要塞でまもられている」とあり、四方を海に囲まれている利点を挙げ、しかし空襲や宇宙からの不意の攻撃は防ぎようがなく、つまるところ、友好的な話し合いしかないことを示している。「話し合いで解決しないから戦争が起きる」と反論する人には、「話し合いで解決しない問題が、武力で解決できるのか」と再反論。そして、「時間をかけて最後まで話し合いで……折り合うしかないのです。」ときっぱりと断言する。
 本書の最大の特色は「第7章 防災平和省と『災害救助即応隊(ジャイロ)』実現のロードマップ」である。その(1)「国会で実現させるためには」では、「①新党の立ち上げ」と「②『護憲連合会派』の結成」を挙げ、政策実現の具体的な段取りを示しているところが注目される。
 非常に説得力のある、読みやすい本だ。
 表紙の帯には、東京新聞の望月衣塑子記者が推薦文をこう書いている。
 「9条の理念をいかに守り、体現していけるのか、本書にはそのエッセンスが詰まっている。」
 著者の花岡さんには「平和創造研究会」(宇井さん主催)でお目にかかったことがあり、その容姿から音楽関係の方と思っていたが、実は東大法学部卒、カリフォルニア大学バークレー校経営学修士で、国内外の実務経験者であることを初めて知った。
 花岡さんのこの貴重な構想を、みんなで話し合い、肉付けし、伝え、そして広げていこうではありませんか。まずは図書館にリクエストなどして、読んでいただければ幸いです。

福田玲三
1923年生まれ、学徒出陣で敗戦をインドネシアのスマトラ島で迎え、マレー半島で労役に服務、
47年に帰国・復員、大阪外国語学校フランス科卒業、国労書紀を経て、現「完全護憲の会」共同代表。

月刊社会民主2023年5月号で紹介されました

琉球新報(2021年1月19日付)で紹介されました

沖縄タイムス(2021年1月19日付)で紹介されました

東京新聞(2020年12月10日付)で紹介されました

東京新聞(2020年11月15日付)で紹介されました

東京新聞(2018年1月4日付)で紹介されました

朝日新聞(2017年12月20日付)で紹介されました

東京新聞(2017年10月6日付)で紹介されました

東京新聞(2017年5月4日付)で紹介されました