―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 お金の無い庶民が不特定多数の人々に自分のメッセージを伝えるには「一人デモ」が一番良いと思い、脱原発運動や護憲運動の仲間に宣伝し続けている。

また、自分の実践としても今年の7月が来れば満8年間になる。

外出してから帰宅するまで一人デモをしているから、1年間では何万人の見知らぬ人々に宣伝していることになる。

こんなことは他の方法ではできないだろう。

この一人デモに1週間ほど前から一つの工夫を追加した。

それは自作の紙芝居を常時携帯して、公園や街頭でチャンスがあれば、上演をすることだ。

さっそく、実績が出つつある。

横浜駅まで歩く途中に小学校に隣接した公園で、最初は中学一年生の男子3人、その次は小学5年生の女子2人、そして一昨日は小学5年生の男女約10人が紙芝居を観てくれた。

紙芝居は「ちいさなせかいのおはなし」という題で3・11フクシマ事故の6日前に完成させたもので、何と、原発から放出されている放射性物質により人間の健康が侵される理由を子どもにも解るように12枚の絵で描いたものだ。

一昨日は子どもたちから「こんな話、知らなかった」「勉強になった」「ありがとうございました」と口々に言われて我ながら感激してしまった。

友人にこの話をしたら「良い趣味ができたね」と言われた。

今後はさらに尺八も携帯して、上演前に演奏しようと考えている。

2024年4月27日 記

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