本日は鹿児島の横山富美子さんから送られてきた手紙をご紹介します。
横山さんは2020年7月の鹿児島県知事選挙に護憲と反原発を掲げて無所属(新社会党・共産党推薦)で出馬された内科医師です。
少し長いですが是非お読みください

ー以下お手紙の引用ー

新しい年は明けましたけれど、日本の政治は暗いままです。
ロシア・ウクライナ戦争を止めようとする外交は何も見えません。
それどころか戦争をあおる動きに、ため息が出ます。 
だからでしょうか?近頃しきりに、高校時代の世界史の授業の一コマが浮かんできます。
はるか前、60年近く前。
黒川先生という方が、その日特に熱を入れて話されたのです。
「“目的のためには手段を選ばない!”と、いうんだ、君たちはそれが正しいと思うか?!」そう言ってマキャベリの「君主論」を教えました。
鹿児島県の片田舎の高校です。
何にも知らない私たち生徒は、きょとんとして聞いていたと思います。
授業の終了チャイムが鳴り、その時間の休みは校庭に出て、体操をすることになっていました。
準備の音楽がジャンジャン鳴り始めたのを、にらみつけるようにして先生はコードを引き抜き、そしてまた言うのです。
「君たちはそれが正しいと思うか?」
 「否」今なら私、元気よく答えられたはずですが、私たちはその先生の熱さを笑って済ますだけだったと思います。
 今にして、黒川先生の言いたかったことがわかります。
たとえ正義のためとしても、さらに言えば、たとえ攻められたとしても、私たちの取るべき態度は、日本国憲法第九条②項なのです。
平和を得る方法論が九条②項に実に簡潔明瞭に示されています。
世界に先駆けて示した道です。
逃げるか隠れるかして時間を稼ぎましょう。
ここで、国民の命と財産を守るため、とか言って、自衛隊を使い反撃させてはならないのです。
そもそも自衛隊は法律上存在してはならない組織です。
もし自衛隊が動いたら、自衛隊員が命を落とすだけでなく、日本はウクライナ状態となり、かえって私たち日本国民が危険です。
 もし私がゼレンスキー大統領だったら、ロシア侵攻を受け、すぐにプーチン大統領に電話します。
どうして侵略するのかわからないからです。
〇月〇日、〇時頃そちらにお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか?と。
武装することなく丸腰で、ちゃんとしたスーツを着て(相手に礼を払う姿勢)、世界の報道陣に声をかけ、行きますね。
丸腰ほど安全なものはありません。
そしてこちらに非がないのか?
非があれば、直すことを約束し、
また、誤解だと思えば、反論し、
世界に一斉に報道してもらいます。
どうしても話が平行線となれば、国際司法機関に依頼することも選択肢の一つとして提案します。
事実が同時に報道されることは重要です。
偏ることなく各国に判断材料を提供するからです。
武器輸出など、火に油を注ぐ行動です。
あるいはまた、互いの国の大統領選挙をし、どちらか一方でも信任を得られない結果となれば戦争を止める、という約束を交わすのも1つの提案です。

ヒトは、他の動物と違って言葉を持っています。
言語障害のある患者さんたちからすれば、とてもありがたいコミュニケーション手段です。
武器を使うまでもありません。
子どもだったらすぐ手が出ますけど、私たちは成熟した大人です。

非武装中立を熱心に望む市民はたくさんいます。
私もそうです。
政党としては、新社会党がその政策を旨としています。
そろそろ野党も新社会党を核にして、市民活動家とともに大きな塊になって、日本の安全と世界の平和に努力しなければなりません。
地方選挙、国政選挙では、皆様どうか非武装中立の党に入れてください。
歴史をまともなものに変えましょう。

反論がいっぱい私に返ってくるかもしれないなあ、と、思いつつ、いつもの通りに本音を書きました。
私の小さな診療所の待合室の本棚には、長く続いたコロナ禍で、すべての本を撤去しておりましたが、昨日ほんとに久しぶりに一冊入れました。

2023年2月18日
横山富美子(9条を輸出する会)
 
診療所待合室の本棚
吹き出し: 上矢印: 自衛隊の人の命を軽視して良いのでしょうか?
自衛隊が動けば、日本は即ウクライナ状態となり、かえって私達の身は危険にさらされます。
自衛隊→災害救助隊
この本は提案しています。

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