国際結婚が一般的になり夫婦がお互いにそれぞれの出身国への理解が深まれば戦争は無くなるのではないか?
と先日のコスタリカに学ぶ会の情報交換会で国際結婚は平和の道、論が話題になった。
私が世界平和はそんなことでは実現しないと言ったら反論が噴出。
どんな結婚であれお互いの間に深い愛情と信頼関係があればうまくいく。
しかし長い結婚生活の中で愛情にも信頼関係にもヒビが入ることはあり得る。
二人の関係がぎくしゃくすると互いに相手の欠点をあげて非難の応酬になりかねない。
不和の真の原因は他にあっても夫婦それぞれの相手との言葉の違いを原因として持ち出すことはよくある。
外国語の場合は言葉の細かいニュアンスが相手に伝わらないことは実際よくあるからだ。
習慣・文化(言葉)、育った環境の違いをあげつらって修羅場になる例は日本人同士の結婚ではあまり聞かない。
一つでもお互いを非難しあう口実を増やしたくなければ国際結婚はやめたほうが良い。
私は女子大で教え子にずっとそう教えてきた。
”どうしても外国人と結婚したかったらその外人男性に将来日本に骨をうずめる覚悟があるか聞きなさい。
日本人女性が外国で生活することは偏見の中、夫の余程の理解なしではむずかしい”とも。
世界平和は国際結婚カップル同士が理解しただけでは実現しない。
世界中の国同士がお互いに尊敬し信頼しあえば戦争にならないのはその通りだがうまくいかない事だらけの上に、うまくいっては困る(戦争がなくなったら生活できなくなる)人が世界には何百何千万人といる。
やはり世界平和の実現には軍隊を無くし兵器を根絶するしかない。
2024年4月28日 記
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国際結婚が平和への道などと安易な考えを持つ人は世の中にはあまりいないでしょう。
ただ国際結婚をすることによって少なくても相手の国籍の人に頭から偏見を持つことは少なくなるのではないでしょうか。
言葉や文化、生い立ちの違いなどで難しさはあるのでしょうが、ヨーロッパやアメリカでは相手の国籍にこだわるよりは
パートナーに対する愛情と尊敬でカップルができるのが当たり前の社会になっているのだと思います。