新型コロナの感染拡大が止まりません。毎日のようにテレビに顔を出す新型コロナ担当は西村康稔経済再生担当大臣、ワクチン担当はなぜか河野太郎行政改革担当大臣です。こんな状況だからか彼らの本業の経済再生も行政改革も全く進んでいません。もしかすると二人とも安倍・菅首相から本業の方が全く進んでいない手隙を見透かされて新型コロナ業務を振られているのかもしれません。河野大臣は3世の世襲大臣ですがワクチン大臣になる直前まで外務、防衛大臣を務めてきた米国追随のお先棒担ぎです。「名ばかり自主外交」「名ばかり独立国」とのありがたくない評判を定着させている責任者の一人です。現在中央官庁で真っ先に整理すべき金喰い官庁は防衛省です。河野氏が本気で行政改革を行うというなら真っ先になくても支障のない防衛省を廃止することです。しかし、ただ廃止したのでは自衛隊員が路頭に迷います。そこで私は本書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」で災害大国日本の災害救助および国際的人道支援(海外自然災害救助)の両方を主任務とする現業官庁「防災平和省(略称防平省)」の創設を提案しています。一旦廃止する防衛省の全職員は新設する防平省に移籍し自衛隊員の希望者全員を再雇用するのです。これこそが国民に平和と災害時の安心・安全をもたらす行政改革でしょう。中国の空軍も無聊を慰めるためか日本の領空すれすれを飛行して「日本を脅かす仕事してまーす」ポーズを演出し日本の航空自衛隊もスクランブル発進などして「日本を守る防衛の仕事してまーす」のポーズをとって“まるで日中軍関係者同士が持ちつ持たれつ支えあい”友好の絆を深めているかのようです。

米中も日中も今は本気で戦争する気など全くないと思いますが、重装備を持ち訓練を重ねている武装集団同士ですからいつなんどき何かのきっかけで本物の戦争になるかわかりません。

だから日本は覚悟して日本単独で「非武装中立」を目指すべきなのです。

2021年8月12日 猛暑の中で 記

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