明日10月14日に岸田首相は選挙に臨む自民党の政策の安倍・菅政権の政策との違いについて明確な説明も国会論議もしないまま解散を宣言します。19日の公示日を挟んでマスコミは10月31日の総選挙まで連日選挙報道一色になるでしょう。これまでの国会における質疑を聞けば岸田自民党の政策は安倍晋三内閣の政策と瓜二つ。「安倍政治を許さない」の缶バッチを付けポスターを掲げて国会前の集会に出かけた皆さん、今度こそ政権交代のビッグチャンス到来です。

この期に及んで統一候補を決めきれていない小選挙区がまだ多数あることに強い苛立ちを感じるのは皆さんも一緒でしょう。私の選挙区埼玉9区も落下傘自民現職の大塚拓(自)議員(国会ではヤジの女王として名高い丸川珠代前オリンピック大臣のご亭主)を落選させる絶好のチャンスですが統一候補者も決まらずチャンスを生かしきれていません。「安倍政治は厭だ!市民と野党共闘のグループ」も、きちんとした政策を掲げしっかりしたキャリアを持ち選挙区民の信頼を得られそうな候補者を見つけられず2018年春には、私に白羽の矢をたてて無所属での出馬を打診してきましたがいつの間にか姿を消しました。前回衆院選で大負けした二人の候補者が今度も又ぞろ出馬する予定です。立民の候補は前回2017年10月の総選挙直前に自身支部長の民主党を裏切って希望の党に鞍替え立候補し落選。その後は国民民主党支部長に再鞍替え、そして今回の立民と国民の統一によりちゃっかり立民支部長として立候補、片や共産党からは前回選挙で得票数最下位の女性候補の再出馬です。前回2017年総選挙の両候補の得票数を合計しても現職の得票数に13,394票も足りないのにお互いに票をつぶしあって現職に勝てると思っているのでしょうか。似たような状況は日本中を見わたせばたくさんあることでしょう。選挙が終わった後でいくらデモや集会で原発反対!憲法改悪反対!庶民の生活を守れ!などといくら叫んでも後の祭りです。しかしそれぞれの政党本部は有権者の気持ちより党勢拡大に関心が集中し、お互いに譲りません。これでは野党共闘とは名ばかりです。私たちピ―スアゴラ(PA)としてはとにかくできるだけ野党の当選者を増やし政権交代を目指す街頭キャンペーンを実施しています。

キャンペーンでアピールしているスローガンの例を最後に紹介します。

(1)

世襲だらけ、与太与太の「自公政権」をぶっ壊せ!もう自公〈時効〉は消滅させよう!!

(2)

政権交代で前政権の膿・黒塗り文書を徹底的に公開し責任者に法の裁きを!!

(3)

自衛隊も米軍も原発も、日本にはいらない!!すべて必要どころか不要悪!!

20211013日 記

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