20日、「新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない」4刷りを花伝社から受け取り修正箇所が正しく反映されていることを確認した。

4刷りをもって、私の非武装中立論は、

私が伝えたい非武装中立の必要性と可能性をほぼ完ぺきに示すことができたのではないか。

非武装中立が実現したなら少なくとも日本は戦争できないのだから反戦運動するまでもなく日本から戦争は無くなる。

厄介なのは自衛隊、その関係者、軍需産業従事者など恒久平和が実現しては生活できなくなる職業の人たちが大勢いることである。

彼らは生活防衛の為に日本を取り巻く安全保障上の危機を煽り続けなければならない。

防衛力強化を進めたい政府・与党は豊富な資金力と権力を使ってマスコミを介して一般ピープルの恐怖心をあおり続けることができる。

13日に武蔵浦和で実施した埼玉市民ジャーナリズム講座で、私は全精力を傾けて講演したが、平和を望んで集まった参加者の中にも私の講演を聞いて納得しない人がいた。

本書をしっかり読み込んでいない方ではないかと想像する。

どうして花岡さんは非武装ばかり言って戦争反対と言わないのか、戦争反対をもっと強調するべきと言う。

平和運動にも色々あるのは知っているつもりだ。

私は戦争をしませんとか、話し合いで和解を、と主張する運動を一歩進めて、

私は日本を戦争したくてもできない国にする自衛隊廃止・米軍撤退を一貫して提唱している。

私は戦争しません、では愛国心のない国賊扱いされるのが落ちだし、国に戦争させまいといくら運動しても軍事力強固な自衛隊と米軍の存在と日本の集団的自衛権行使が認められている限り戦争は防げない。

2024年4月22日記

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