今日から2月に入り今年も残り11か月、5月の沖縄返還50周年、7月の参院選、9月の沖縄県知事選と政治的行事が続きます。

しかし日本の平和を根底から脅かす案件が国民そっちのけで急ピッチで進められているというのに国会でこれを阻止するべき役割の野党の追及は的外れで全く迫力がありません。

科学・美術・宗教・文化などの発展の上から見てアングロサクソン民族が45歳の壮年なら日本人は12歳の少年、とは連合国軍最高司令官だったマッカーサーの1951年5月5日のアメリカ上院軍事外交合同委員会での証言です。

具体的に何をイメージして言っているか私はわかりませんが、最近の自民党・公明党政治の憲法無視、人権軽視の無茶苦茶をみていると、政治家が12歳にも満たない少年・少女に見えて仕方ありません。

佐渡金山の世界遺産登録申請のドタバタは既に登録した長崎軍艦島の現状を知ったら申請資格のないことは明白です。米軍と台湾有事を想定して南西諸島に展開する日米軍事作戦計画、共同訓練計画の策定,奄美大島、宮古島、石垣島へのミサイル部隊の配備を性急に進める自公政府は憲法9条など既に無いかのように日本の軍事化,離島の軍事要塞化をぐいぐい押し進めています。

自民党は昨年11月、憲法改正推進員会を憲法改正実現委員会と改称し改憲の本気度を見せようとしています。本日(2月1日)からは憲法改正のための集会を自民党議員が中心になって本格的に全国展開するとも。税金(政党助成金など)を使った改憲運動など到底許せることではないし、平和を願う真っ当な有権者ならこんな集会に絶対に参加してはなりません。国連人権理事会の作業部会から日本の入国管理難民法は国際人権規約に反するとの意見書をもらっても無視し続ける自公政府。岸田首相は一体なんのための国際人権担当首相補佐官の新設か。アメリカと一緒になって中国の人権無視を非難する日本ですが難民申請や入管移民法の運用を巡っても人権無視の事例は数えきれません。アングロサクソンが45歳と言うのもロンドンに4年勤務した私には信じられませんが日本人が12歳であると言われてムキになって反駁する資格があるとも思えません。旧正月(今日は新月)に当たって戦争を無くし人権を最重要視する社会を4年以内に日本で実現しなくてはとの思いを一層強くします

2022年2月1日 記

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