私は1月21日に種子島西之表市の八板市長と面談したことを1月28日付のホームページで報告しましたが、その際現地でお世話になった「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の三宅公人会長から上京と赤坂での報告会開催の連絡がありました。「自衛隊も米軍も、日本にいらない」の観点からも米軍と自衛隊共用基地の新設は絶対に許せません。

お時間のある方は2月4日の報告会に参加して反対運動の皆さんを激励しようではありませんか。馬毛島で今何が起きているかについてご存じない方もこの機会にどうぞ

―以下連絡文の引用― 

 応援していただいている団体、個人のみなさんへ。

 首都圏から1000km以上離れた、鹿児島県の種子島での私たちの運動に連帯と支援をいただいている、団体、個人のみなさん、馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会です。いつも、ありがとうございます。今回、私たちは、多くの政党、議員のみなさんに、私たちの主張を訴え、国会で論議してもらうために上京します。また、「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」の協力を得て、直接防衛省へのヒアリングを行う予定です。この機会に、常日頃署名やカンパ等でお世話になっている皆さんに、お礼を兼ねた報告集会を企画しました。

 馬毛島への米軍FCLP(空母艦載機陸上離着陸訓練)とそのための自衛隊新基地建設を巡る情勢は大きく動いています。防衛省は、年末から矢継ぎ早に、基地建設に向けた行動を進めています。

 昨年12月24日には、自衛隊馬毛島新基地建設のための総予算3,192億8,000万円を計上する来年度予算案を閣議決定しました。また今年の1月7日には日米安全保障委員会(2+2)で基地建設を米国側に確約し、翌日の防衛大臣の記者会見では、「整備地として決定した」と言い放ちました。そして、昨日1月26日には、基地建設本体工事の入札を公告しました。

 馬毛島新基地建設計画については、地元である鹿児島県西之表市の市長が反対を表明しています。鹿児島県知事も、防衛省の強引な計画推進に懸念を表明しています。また、多くの住民が納得していません。

 防衛省はこれまで、計画について丁寧な説明を行ってゆくとたびたび言明してきました。またこの計画は、現在環境影響評価の途中でもあります。国会での予算審議は、始まったばかりです。このような状況で新基地建設を決定し、強引に進めることは、民主主義と地方自治に反する暴挙だと考えます。

 この計画は、第一義的に米軍の空母艦載機の陸上離着陸訓練のための施設建設とされてきました。さらに、自衛隊もこの基地で訓練を行うとされ、陸・海・空自のあらゆる訓練を行うとされています。そればかりか昨日の新聞報道によると、新たな日米共同作戦原案が作成され、南西諸島全体を米軍と共同して敵国を攻撃する拠点とすることに合意したとのことです。そして、この案には離島住民の避難の計画は無いとのことです。

 私たちは、今の静かで平和な生活を失いたくありません。戦争になって逃げ惑うこともしたくありません。いわんや、外国を攻撃することに加担したくはありません。みなさんに、私たちのこれまでの運動を報告し、引き続きのご協力をお願いしたいと思います。是非、報告集会にいらしてください。

報告集会の日程

*日時

 2月4日()午後6時~7時

*場所

 〒107-6101港区赤坂4丁目18-13赤坂コミュ二テイぷらざ3F1会議室(03-5413-2711)

*内容

 この1年の馬毛島を巡る情勢と私たちの基地建設反対運動の報告

*主催「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」

住所 〒891-3101鹿児島県西之表市西之表7718-1

電話&ファックス 0997-23-3686

メール mageshimarenrakukai@mageshimabeigunshisetsuhantai.com

ホームページ http://www.mageshimabeigunshisetsuhantai.com/wp/

フェイスブックページ https://www.facebook.com/mageshima.mageshima/

会長 三宅公人

メール miyake.kimito@agate.dti.ne.jp

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