本日は元東芝原発技術者の小倉志郎さんです
―以下小倉さんの寄稿文の引用ー
原発を海岸線に50基以上も並べた日本においては、軍備は自衛のために何の役にも立たないことは既に皆さんは理解しているだろう。
即ち、自衛隊は建前の国家の自衛のためよりも副業としての災害救助で国民のために役に立っている。
だから、私たちは自衛隊を外国と戦争をする組織から災害救助を専業とする組織に編成替えすることを提案している。
しかし、今の政権与党の自民党・公明党、それに維新の会などは自衛隊を正規軍とし、それに合わせるよう憲法9条を書き換えようとしている。
彼ら改憲派は「9条の第1項の「戦争の放棄」はそのままにして、ただ自衛隊の存在を認めることを書き加えるだけで、実質的に現状と変わらない」とあたかも大した変更ではないかのような印象を与えている。
しかし、このような9条の書き換えで国民は大損害を被るのだ。
本来ならば、冒頭に書いたように自衛のために役に立たない軍事組織なのだから、自衛隊は戦闘部隊から災害救助即応隊という非軍事組織に改編すれば、超高価な米国製の兵器など買う必要がなくなり、税金の無駄遣いを大幅に減らすことができるのだ。
自衛隊を憲法に書き込めば、役に立たない軍事組織を保持するために以後永久に税金の無駄遣いを続けなければならなくなる。こんな憲法の書き換えを許してはならない。
2022年6月25日 記 小倉志郎
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