クリスマスで賑わう12月は81年前の太平洋戦争開戦の月でもある。
1945年に日本は敗戦の結果、民主主義国家としてスタートして77年になる。
1952年にサンフランシスコ講和条約が発効して独立国となってからはや70年にもなる。
1950年に自衛隊の前身警察予備隊が発足して今年で72年だ。
帝国陸海軍の歴史も1871年の創設から1945年10月の解体まで74年だった。
我々ピースアゴラの目標は帝国陸海軍と同様、創立74年目に自衛隊を廃止して災害救助即応隊に衣替えしようというものだ。
どんな組織も経年劣化が進むので改廃を考える適齢期と言うものがある。
明治維新以来日本は幸いにしてどこの国からも攻められることはなかった。
それどころか帝国陸海軍の歴史は近隣諸国に対する侵略の歴史であった。
戦後日本は相変わらずどこからも攻められたことは一度もない。
簡単に言えば日本は明治維新どころか鎌倉時代の元寇以来700年ほど一度も外国から攻められたことはないのだ。
だから戦後の日本がどこの国からも攻められたことが無いのは奇跡でも何でもない。
そろそろ平和憲法9条で非武装中立を誓った成熟した大人の国民として「攻められたらどうする?」などと言う有りもしない質問をしたり、されたりすることから卒業しよう。
もっとも戦後アメリカに占領されたまま今も攻められ続けていると主張している人も多い。
それはさて置き、それでも「攻められたらどうする?」と聞かれたらご存じの自民党国会議員お得意の決めセリフで返答しよう。
「仮定の問題にはお答えできません」と。
日本を絶対戦場にしない「非戦場のメリークリスマス」がこれから100年続きますように!
2022年12月24日 記
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