大リーガーを4人擁する日本は4戦全勝で16日のイタリア戦に臨む。
愛称“たっちゃん”こと25歳のラーズ・ヌートバー外野手が大活躍で人気を集めている。
ご両親は父親がアメリカ人、母親は日本人の戦後生まれ同士の国際結婚だ。
難しいフライをキャッチするファインプレー、全力で打って守って走って、死球を受けても冗談で受け流すナイスガイ。
素晴らしい典型的アメリカ人の若者の一人だ。
私も50年前の留学時代に遭遇したアメリカ人のナイスガイたちのことを思いだす。
詳しくは21年6月18日に書いたホームページを読んでいただきたい。
記事の要旨は「国家としてのアメリカとアメリカ人、国家組織としての自衛隊と自衛隊員を一緒にしてはならない」である。
個人としてのアメリカ人には素晴らしい人がたくさんいる。
日本にもたくさんいるのと同じだ。
ヌートバー選手のような素晴らしい若者がもしも又日米間の戦争ともなればご両親の二つの母国の間に立って板挟みになり苦しむだろう。
外国と草の根の友好親善努力は必要だし国際結婚も増える一方だ。
それでも国家が軍隊を持ち国益と称する実態のあいまいな利益を追求する限り最後は殺人破壊の戦争が起こると考えておいた方が現実的だ。
スポーツも味方の勝利のために日頃から訓練を積みいざ試合となれば敵を欺き敵のすきを狙い勝つために何でもするのは戦争と同じだ。
しかし大きな違いはスポーツにはルールがありルール違反を絶えず監視する審判がいることだ。
いくら国際法があるとはいえスポーツと違い戦場では何でもありだ。
二度と戦争を起こしヌートバ—選手のようなナイスガイを苦しめることがあってはならない。
それには外交も勿論必要だが国家公認の暴力組織である軍隊・自衛隊自体をなくすのが一番確かである。
2023年3月14日 記
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