ー以下小倉志郎さんの寄稿文の引用ー

 世論調査による岸田内閣の支持率が下がり続けている。

11月20日の日本経済新聞ネット版のタイトルは「岸田内閣支持率軒並み20%台に下落」だ。

同記事によれば、御用新聞のトップの読売の調査ですら「支持=24%、不支持=62%」。

こんな世論の下で選挙が行われたら、政権交代になるのは確実かと言うとことはそう単純ではない。

何しろ、最近の国政選挙では常に50%近くの有権者が投票に行かないのだから。

つい数日前、横浜駅前で某党の立候補予定者の演説を聞いていたら「投票率が10%上がれば政権交代が実現できます。

投票率アップにご協力を」と訴えていた。私が尊敬するベテランジャーナリストも常々「15%アップすれば確実だ」と述べている。

11月20日に刊行されたばかりの青木美希さんの新著「なぜ日本は原発を止められないのか?」(文春新書)でもあとがきに「総理が変えると決めれば、変えられる。そのために、投票に行く人が一人でも増えてほしい。」と書かれている。

3人の意見は的を射ている。

ただ、問題は3人とも「どうすれば投票率を上げることができるか」を具体的に述べていないことだ。

いつもの手前味噌になるが、私は「一人デモ」をお奨めする。

10日ほど前からプラカードのメッセージを「政治を決めるのは/あなたの投票」と改訂して毎日街を歩いている。

2023年11月25日 記

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