20日の札幌講演のため19日の夜札幌入りした。
飛行機から降り空港ビルに入る際も底冷えを感じる寒さ。
19日は雪が降ったらしく新千歳空港から札幌へ向かう電車の外は雪景色。
20キロ近い楽器とスピーカー、荷物を抱えてJR駅から地下鉄南北線まで長い道のりを歩いた。
ゼッケン「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を背負いつつ。
南北線の南の終点は真駒内駅だが一つ手前の駅名はなんと「自衛隊前」だ。
通勤客も多い車内で私の背中のゼッケン「自衛隊はいらない」がどう映ったかわからないが私は返って勇気リンリンであった。
現役時代宝くじの仕事で何度か北海道に来たが宝くじ売り場には自衛隊員の奥様がたくさん働いていた。
防衛庁以来防衛省の主力銀行であったから全国の支店には自衛隊OBがたくさん警備関係の仕事をしていた。
我々の主張は彼(女)らの生活の糧を奪うことではなく戦争準備の組織から大規模災害時に人命救助、復旧、復興活動に従事してもらう組織に転職してもらう運動だから感謝されこそすれ恨まれる心配はない。
講演では日本一基地面積の広い北海道だからこそ非武装中立の先頭に立って欲しいと話した。
定員70名ほどの小さな会場だったがほぼ満席の参加者には共感していただいたと確信する。
日本は戦争の道具を持たず真の平和国家を志向する平和憲法を持つ世界でも稀な幸運に恵まれている。
この幸せを不幸とでも誤解して改憲に向かおうとしている自公政府とそれを支持する有権者に声を大にして伝えたい。
こんな素晴らしい日本を祖国に持つ幸せを噛みしめ、この平和憲法を不動のものにする運動に国民こぞって参加してもらいたい。
春分の昼夜と同様、世界の人々が等しく平等で幸せな人生をまっとうできますように。
2024年3月21日 記
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