予算が国会を通過し国会は後半に入った。

予算が通れば政府・与党は国会お構いなしに税金をどう使おうとやりたい放題だ。

来年の国会の決算委員会を無事に切り抜けさえしたらすべて良しだ。

国会議員は英語ではLaw makerと言うが実際に法案を作るのは官僚の仕事だ。

政治家にとって最も大切な仕事は予算の決定と決算である。

国民の税金を何に使うか(予算委員会)、予算を何に使ったか、適正な使い方だったか(決算委員会)の二つこそが国会議員の一番大事な仕事だから委員長ポストは花形ポストだ。

しかるに予算審議の貴重な時間を自民党の裏金追及に宛てしかも巨悪の根源である政治家を特定し成敗することすらできない。

そんな中で政府は日本を戦争に巻き込む兵器爆買いの為に兵器ローンの上限の歯止めを閣議決定だけで外した。

でたらめな与党とだらしのない野党の間で貴重な審議時間を不毛な論戦に費やす間に政府は悪政のし放題だ。

護憲派は「抑止力と言う考え方をやめよう」などと悠長なことを言っている場合ではない。

抑止力とは軍事力で敵を威嚇し日本への攻撃を思い止まらせることが目的だから、いわば武力による威嚇だ。

憲法第9条1項;武力による威嚇又は武力の行使は、永久に放棄する、に明確に違反する。

この私の解釈に異議を唱えるだろう人達の言い分は勿論わかっている。

しかし私のように解釈することが日本国憲法をその理念に沿って解釈する正しい解釈であるという前提(コスタリカの憲法裁判の際の判断基準はこれだ)に立てばごく当たり前の解釈としてこうなる。

一刻も早く防災平和省を設立して自衛隊員の彼(女)等の生命と安全を自公政府の進める危険な動きから守ってあげたい。

2024年3月31日 記

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