若い皆さんに是非とも伝えたい

―戦争が日常生活に及ぼす影響(その1)

戦争など自分に無関係と考えている若者の皆さん

一旦戦争がはじまると私たちの日常生活はどうなるか、考えたことはありますか?

私がカリフォルニア大学バークレー校に留学していた1973年から1975年は丁度ベトナム戦争が終わる末期でした。反戦運動のメッカと言われたサンフランシスコ郊外のバークレーで学ぶ学生のなかにも徴兵されたものの無事帰還して奨学金にありつけた幸運な者もおりました。

 しかし私の親友の日系人2世の学生ワレン・アラキ君は自分が徴兵(当時抽選で当たった学生が徴兵されていました)されるのではないかと極端に恐れていました。彼はベトナムに行かされたら自分は味方の米兵からベトコンと間違われて射殺されてしまうかもしれないと言うのです。もしも日本が中国と台湾の間のいざこざや尖閣諸島の紛争に巻き込まれたら、そして皆さん方若者が米軍の手下として戦闘に駆り出されたらどうなるか、若い皆さんの近未来を想像してみましょう。

その危険は今のアメリカ追随一辺倒・属国日本の自民党公明党政権では大変大きいと思います。そんな事態にでもなればあなた方はそれこそ中国兵と間違われて仲間の米兵から射殺される危険が大なのです。いくら日の丸の旗を掲げていてもJAPANと背中にラベルを貼っていても、いざ戦闘が始まれば米兵は動くものはウサギでもなんでも射殺します。イラクでは実際そうでした。

味方(友軍)を射殺することを英語でFriendly fire といいます。IOCのバッハ会長が日本人のことをチャイニーズと言ったのは単なる言い間違えだそうですが一般のアメリカ兵に日本人と中国人の区別など絶対つきません。

戦争は今のような偏差値レベルのとても低い見栄っ張りの世襲政治家による自公政権下ではいつ起こってもおかしくありません。

自衛隊はそんな紛争に巻き込まれて出動する準備に余念がなく毎日戦闘訓練をしています。

2021年8月1日記

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