今日は手短に日本の政治の問題点のうち教育に関する2つの問題を指摘します。

アメリカで既に起きていること

1)大学の研究費のカットから大学は研究費を獲得するため国防省の研究費予算を頼りにしている(MIT等では以前から顕著)

2)大学の経営が苦しくなり学生集めの為、学問研究よりスポーツなどの分野で知名度を上げることに躍起になっている。スポーツ部の監督コーチの報酬が大学総長の報酬を上回る例さえ珍しくはない

日本でも同じ現象が一回り遅れで起きています。

日本で周回遅れで起きつつあること

1)研究費問題;総裁選に立候補しない不人気S首相とS官房副長官による日本学術会議の会員の任命拒否でも明らかになりました。日本でも昨今、兵器に使われかねない技術の研究開発に非協力的な学者などが狙い撃ちにされ研究費を削られてやむなく研究を進めるため防衛省の予算に群がる動きが始まりかけています。その挙句は有能な学者が兵器開発に協力させられゆくゆくは政府の戦争遂行に協力させられてしまうと言った悪循環が今後益々強まることでしょう。

2)偏差値や学力では太刀打ちできない私立大学が特定のスポーツの有力コーチを高額で招聘して選手を全国から集めて強化して知名度を上げ学生を集める手段にすることもいずれ日本でも顕著になると思います。世襲4世のセクシー発言小泉環境相の卒業大学は関東学院大学だそうです。私は不勉強で五郎丸選手がラグビーで有名になるまでこの大学が一体どこにある大学か、大学名すら全く知りませんでした。

教育こそは将来の日本にとって最も重要なカギとなる分野です。しかし軍拡一辺倒の自公保守政治政権が長期化する中で教育予算は削られる一方です。現在の東大は親が裕福で有名塾にでも行かないと合格できないと言われています。経済的事情で予備校にも行けず高校の授業と大学受験ラジオ講座だけで受験勉強をして何とか合格できた私の時代とは様変わりです。親の貧困が教育機会を通して子供の貧困に連鎖すると言った現実に手の打てない自公政権は一刻も早く退場させなければなりません。誰もが家庭環境にかかわらず努力をすれば最高の教育を受けられる日本にしない限り日本に明るい未来はありません。「日本の未来を切り拓く自民党」等のポスターがあちこちに張られていますが自公政権に明るい日本の未来を切り拓く能力はありません。

皆さん次期総選挙に是非投票に行き自公政権にレッドカードを突きつけましょう。

9月26日 自民党総裁選挙候補者4人の聞くに堪えない安保政策に憤りを感じつつ 記

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