岸田文雄氏が本日自民党の新しい総裁に選任されました。

彼は安倍政権時代に4年半以上の長期にわたって外相を務め又自民党の前政務調査会長(政策決定の要)も務めました。安倍政権の要職について安倍政治を長きにわたって支えてきた張本人がこれまでの自民党とは異なり自分は国民の声に耳を傾ける?新しい資本主義を作り上げる?などとよくも言えたものです。

彼も祖父、父親の既得権を享受して国会議員になった3代目の世襲議員です。自民党の世襲議員の多さは世界的に見て異常です。世襲議員がはびこる背景には立候補に必要な世界一高い供託金の壁があります。供託金は300万円、600万円と高額で志ある市民が誰でも立候補出来るようにはなっていません。

彼は自民党広島県連会長ですが広島県と言えば河合前法務大臣夫妻の公職選挙法違反の舞台となった地域であり岸田氏は政党助成金(税金)を含む1億5千万円の自民党本部から流れた政治資金の使い道を明らかにしてもらうと一時は威勢よく公言していました。しかし総裁選に勝つために安倍前首相(1993年当選同期)サイドからの支持を求める過程ですっかり自説に封印をしました。簡単にメッキが剥がれ彼の本性、無難にことを進める”穏健だけ”が売りの本性が現れました。彼の外務大臣として唯一我々の記憶に残る功績は韓国政府が設立した慰安婦の支援財団への10億円拠出で慰安婦問題解決の日韓合意を取り付けたことくらいです。しかしこれは今もって問題を遺しています。

野党も野党で立憲民主の枝野党首は核兵器禁止条約に加盟すると言わずに来年開催予定の条約締結国会議にオブザーバー参加を模索するなどとトボケたことを言っています。だらしないことこの上無いとは思いますが次期総選挙で何とか政権交代を実現して政権を取った暁には 我々市民が良識を持って野党のねじを巻き今よりはるかに良い政治を実現させましょう。

まず手始めに自公政権時代の数々の悪行(森・加計・桜・日本学術会議任命拒否・黒塗り文書など)を暴いて責任者には罪を償ってもらうことです。

2021年9月29日 自民党総裁選挙の出来レースの結果を見てしらけつつ 記

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