森友学園問題に関する財務省の決済文書改ざんを苦に2018年に自殺した近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が国と理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官に損害賠償を求めた訴訟の進行協議が大阪地裁であり国が約1億円の賠償請求を受け入れる書面を提出した。 当時の関係者らの証言が法廷に出る前の幕引きについて、鈴木俊一財務相(著者注:鈴木善幸元首相の長男で実妹ちか子さんは前任財務大臣麻生太郎夫人)は{損害賠償訴訟で国の非を認めたということだ}と答えるにとどめた。(東京新聞12月16日朝刊一面)

妻の赤木雅子さんは怒り「ふざけるなと言いたい」等と手書きで記した。(18日の東京新聞1面)

みなさん、これが元首相であり元自民党総裁安倍晋三氏に首根っこを押さえ込まれた政治家と高級官僚の姿です。岸田首相は今日21日臨時国会終了の記者会見でもこの事件の再調査についてなんら答えらしい答えをしませんでした。自分が財務省に1億円支払いを認諾することを承認したのですから当たり前です。鈴木財務大臣が言った「国が非を認めた」とは安倍政権、安倍元首相ないし昭恵夫人の森友への何等かの関与を事実と認めたということです。そうであれば首相の職は勿論国会議員もやめると明言した安倍氏は直ちに国会議員を辞職すべきです。この財務省の決定は国すなわち岸田首相の決定です。1億円の税金使用に対しては納税者である市民は怒りを来年7月の参院選挙までもち続けるべきだ、と言う人もいますが、とんでもない、納税者国民は1億円も支払わされるのですから今すぐに安倍氏に国会議員辞職を迫るべきです。この問題は当時何日も国会を空転させた自公民と官僚ぐるみの大疑惑事件です。いかにだらしのない野党とはいえこのままで終わらせるなら国民は益々野党離れ、そして政治不信に陥ります。

2021年12月21日 政府が一切野党の質問にまともに答えず終った臨時国会終了日に 記

私も楽器演奏して参加した森友学園に絡む2018年初の納税者一揆デモの映像(ユーチューブ)

https://digital.asahi.com/articles/photo/AS20180216004924.html

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