本日の担当は元東芝原発技術者の小倉志郎さんです

―以下小倉さんの投稿記事の引用―

 国民に対して政策の真意を丁寧に説明せず、国民の要望の声に耳を傾けず、あからさまに憲法違反を行い、息を吐くようにウソをついた首相を「世界の国々に対して恥ずかしい!」と嘆きたくなる気持ちはよくわかる。そして、思いきり批判して溜飲を下げたい気持ちもわかる。しかし、そのような人物に何期にもわたり首相の椅子に座ることを許してきたのは私たち国民だ。何回も選挙というチャンスがありながら、そのチャンスを活かすことができなかったのが私たち国民だ。これでは、世界中の人々から「なんと愚かな国民なのだろう」と馬鹿にされても反論できない。恥ずかしいのは私たち国民と言わざるを得ない。

今のように私たち国民の愚かさが悪質な政治家をのさばらせているのに、そのことをはっきりと指摘している学者、評論家、ジャーナリストを寡聞にして私は知らない。国民批判は言論界ではタブーなのだろうか。個人としての国民ではなく、集団としての私たち国民が賢くなり、恥ずかしい首相を生まないようにするには、私たち国民が先ず自分たちの愚かさに気が付くことが必須である。たとえ「お前は上から目線だ」と非難され、白い目で見られても私は「私たち国民が愚かだ」と言い続けるつもりだ。なぜなら、今のような衆愚政治が続けば、日本が米国に誘導されて戦争に巻き込まれるのは必至だからだ。

2022年2月19日 記 小倉志郎

\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/