政府要人を乗せる政府専用機にかかる費用のことを知っている人は少ない。恐らく今も変わらないと思うが専用機(大型ジェット機)は目的地に向けて2機飛ぶ。

1機は万一の事態に備える予備機だがそのため1回の飛行にかかる費用は莫大だ。

ウクライナ難民には至れり尽くせりの日本政府だがミャンマーの国軍によるクーデター難民に対しては全く冷たい。

ミャンマーはウクライナと違い内戦だから扱いは違うとでも?

ウクライナ、ロシア、ベラルーシの3国は旧ソ連時代からスラブ共和国を構想したくらいの元同胞だ。

だから今回の戦争は内戦に等しい。

日本は国を挙げてマスコミも識者?もこぞってウクライナに同情しアメリカ、西側に立ってロシアを一方的に悪者扱している。

私にはウクライナの戦争が実はアメリカがプーチンを政権の座から追い落とすまでウクライナに武器供給して停戦させずに市民に犠牲を強いているようにさえ見える。

プーチンもKGBからスタートした極悪独裁者かもしれないがバイデンも決して平和主義者ではない。

アメリカの戦争のほとんどは民主党政権が起こしている。

どっちの権力者が悪か、どっちの国が先に始めたかにかかわらず戦争はいつか必ず終わりその間に取り返しのつかない犠牲・災難を無数の市民に与える。

そして今行われているウクライナとロシアの停戦交渉の映像を見れば一目瞭然、出席幹部は皆無傷だ。

日本の首相も外務・防衛大臣も絶対に戦場にはいくまい。

それが戦争と言うものだ。

プーチンの戦争犯罪を国際刑事裁判所に訴えると言うがロシアは加盟国ではないからプーチンを引き渡さない。

ウクライナは戦前からナチスドイツとソ連の狭間で翻弄された歴史がある。

日本も決して第3者ではない。

1939年、ソ連と戦ったノモンハン戦争(日本では事件というが)はナチスのポーランド侵攻でそれどころでなくなったソ連から提案された停戦協定で終わった。

1941年4月に日本は日ソ中立条約を結んだが同年6月ナチスドイツが独ソ不可侵条約を破ってソ連領に侵攻したのをチャンスとばかり2か月前に締結した日ソ中立条約を破って対ソ連戦争準備を発令して関東軍を大移動させた。

軍隊のあるところ中立条約さえ無視して国益のためと言って戦争を起こす。

改憲勢力に是非学んで欲しい武装国家の正体である。

「国を非武装化するしか平和の道はない」私達の主張の正しさを歴史が証明している。

2020年4月6日 記

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