憲法は日本の法体系の最上位にある法律中の法律だ。

しかし実態はどうか?

憲法の条文を変えずに自公政府の勝手な解釈で国は自衛隊という世界有数の実力を持つ軍事組織を保持し集団的自衛権の行使まで容認している。

私には人々が交通信号を日常的に無視しておきながら身勝手な理由をつけて平気でいる姿とそっくりに見える。

道路交通法では交通信号順守義務(7条)がありこれに違反すると、“暴漢に襲われて逃げている緊急事態だった”とか“歩行者が一人も、車が1台も通っていなかったから”、などといくら言い訳しても捕まれば等しく罰則(119条1-2で信号無視は3か月以下の懲役か5万円以下の罰金など)を課せられる。

自衛隊は今やNATO加盟国の軍隊と共同の軍事演習を堂々と行い日々中国を牽制している本物の軍隊だ。

私たちから見れば完全な信号無視状態だが政府は屁理屈を並べて信号を守っていると言いう。

お人好しの国民はそれを信じこんでいる。

国は戦争中も、被害だけが残った戦後も一般市民に戦争被害を償ったことはない。

交通ルール違反とは大違いだ。

戦前は戦争をすることは信号無視ではなかったが平和憲法の下では完全な信号無視である。

自公政府が信号無視しようとするときの決まり文句は「国益を守り国の存立危機に対処するため」だ。

国益とは何か?などどうとでも説明は付く。

屁理屈と膏薬は何処にでもつくのと同じだ。

解釈改憲は道路交通法を自分勝手に都合よく解釈する程度の軽い違反ではない。

現下の自公維など改憲派の憲法改悪の動機は何とか信号無視状態を信号順守状態に変えようとする悪だくみだ。

現状憲法が道路交通法よりも軽んじられている。

それでもこんな自公政府を信頼し自民・公明、維新、参政党、N国など改憲勢力に投票する有権者が少なからずいる。

一刻も早く目を覚まして欲しい。

2022年9月5日 記

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