11月7日の昼、2日に続いて辺野古新基地反対闘争のテント村を支援して少額だがカンパもしてきた。
午後、辺野古基地建設反対の元名護市長の稲嶺進氏と2時間面談しその足で普天間基地に向かった。
目的は午後6時から始まる普天間基地ゲート前でのゴスペル合唱による基地反対集会に参加するためだ。
宜野湾市の普天間基地は世界で一番危険な米軍(海兵隊)基地とし悪名高い。
ゲートから遠い駐車場に車を止めて坂道をしばらく上るとゲート脇のフェンスに沿って40名ほどのクリスチャンが狭い歩道に並んで待機していた。
基地近くの嘉数(かかず)は第二次大戦中、京都の守備隊が壮絶な戦いをした激戦地だ。
6時に司会の牧師による挨拶があり今回、沖縄で私と合流した新潟の二人のクリスチャン(曹洞宗禅寺のご住職も同道)が紹介されWe shall overcomeの合唱でゴスペル集会は始まった。
誰でも知っている有名なゴスペルソングの合唱がこなれたエレピアノの伴奏と共に夜空に響き渡る。
2曲目は参加者全員が基地のフェンスを背にして車道に向かって一斉に手を振りながらゴスペルソングを歌う。
想像していたよりはるかに大人数で歌うゴスペルは荘厳で感動ものだ。
私もアルトサックスで合唱に合わせて後半のクリスマスソングまで全曲伴奏した。
途中で自己紹介および拙著『自衛隊も米軍も、日本にはいらない』の紹介もさせてもらった。
何でもこのゴスペルソングの合唱による基地反対運動は10年以上毎週月曜日に同じこの場所で続けられているという。
ゲートからは勤務を終えた基地労働者もこの風景を帰宅の途に見続けてきたはずだ。
これだけ基地反対の闘争が続いても安倍、菅、岸田首相は無視し続けだ。
日本の民主主義ってなんだ?!
自公政権が普天間基地の危険性を本当に認めるならば、すぐにも普天間基地を嘉手納基地内に移転すべきだろう!
嘉手納基地内にある広大なゴルフ場をつぶし、広大な高級将校住宅を団地スタイルにでもすれば敷地は十分だ。
米兵はアメリカの広い家が恋しくなるに違いない。
辺野古新基地建設は不要となり埋め立ては即刻中止だ。
2025年までにはすべての米軍基地と米兵をアメリカにお引き取りいただく。
2022年11月21日 記
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