自民党と公明党の選挙協力が揺れている。

東京都については次期衆院選の小選挙区で公明党は自民党候補者を推薦しないという。

全国的に自公が分裂すればチャンス到来だ。

護憲野党がまとまって候補者を一本化すれば間違いなく全国の小選挙区で護憲野党候補者が勝てる。

立民と共産は選挙が終わるまでは自民党などに野合と言われようが気にせず手を組んでこのチャンスを逃さず自民党を下野させるべきだ。

れいわ、社民はこれを後押しして護憲連合の中心政党として加わればよい。

しかし世論をその方向に盛り上げるべき護憲平和市民運動の相変わらずの内向き指向がどうしても気になる。

岸田「安倍より悪」政権をのさばらせているのは有権者である我々国民だ。

市民平和護憲運動はいつまでたっても同志の集まる会場で心地よいひとときを過ごして帰っていく。

まるで釣り堀で魚が釣れた、釣れた、と喜んで帰る釣り人のようだ。

護憲派がこのような内向き、仲間内の運動に満足している限り自公政権はのさばり続ける。

9条の会の動きを見ても会場はいつも大いに盛り上がるが参加者はいつも同じ顔ぶれだ。

我々の運動の相手は岸首相、政権政党ではない。

彼らは選挙結果を世論と見なしているから我々の声に耳を傾けない。

運動の相手はわけしりの同志でもない。

政権交代を実現するための運動の相手は現政権を選んだ改憲政党支持者、選挙に行かない無党派の市民だ。

私は市民運動の輪を1千万人に広げるため本書「新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を出版した。

街頭では生活支援の為の雑誌「イシュー」を立ったまま売っている人たちがいる。

私も講演行脚の先々で本書を手に掲げ、街頭で見ず知らずの通行人に売り歩き運動の輪を広げていきたい。

ピースアゴラの賛同者にも是非、共に運動の輪を広げていただきたい。

来週土曜日6月3日の東京新聞に本書の大型広告の掲載が決まった。

コピーを本ページに載せるので是非ご覧いただきたい。

2023年5月27日 記

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