―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―
来日中のマレーシアのマハティール元首相(97)が2023年5月24日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見し、広島市で開かれていたG7を批判した。
「同じような考えを持つ国々が集まって会議をするのは、独り言を言っているようなものだ」および「何もしておらず、何の貢献もしていない」と。
(情報源:5/24,JCASTニュース)この記事を読んで私は、ハタと思い当たった。
「国々」を「人々」に置き換えてみよう。
「同じような考えの人々が集まって会議をするのは、独り言を言っているようなものだ」となる。
これは、過去から現在にいたるまでずーっと護憲派の仲間がやってきたことではないか。
マハティールさんが言うように「何もしておらず、何の貢献もしていない」のだ。
その証拠に、何度選挙をやっても、自民・公明連立政権の与党が勢力を伸ばし、今では何と衆・参両院とも改憲派の議席がそろって3分の2を超え、いつ国会で改憲発議がなされても不思議はないという護憲派にとって悪夢のような状態が生まれている。
これまでの闘い方を振り返り、新手を繰り出さないかぎり、憲法改悪を止めることは不可能だ。
政府に忖度する新聞やテレビのニュースによって洗脳された国民を覚醒させるにはどうすれば良いか?
それには、見ず知らずの不特定多数の国民の間に一人で入って宣伝をする「一人デモ」が極めて有効である。
2023年5月28日 記
\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/