―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 戦後間もない、私が小学生の3・4年生の頃、親から小遣いとして10円硬貨を毎日1枚ずつもらっていた。

それを近所の郵便局に持って行き貯金をした。

貯金が溜まって2千円を超えた頃、欲しかった金属製の電気機関車の組み立てセットを遠くの模型店まで歩いて買いに行った。

ハンダ付けしながら電気機関車を組み立てた時の嬉しさが今も忘れられない。

この時、小さなことでも続けていると大きな目標を達成できるということを子どもながら体験的におぼえたのかもしれない。

今はA3サイズのゼッケンを胸と背中に吊るして、毎日一人デモを続けている。

ゼッケンには大きな手書きの文字で「原発を並べて自衛戦争はできない」と「自衛隊を戦争のための部隊から災害救助即応隊にしよう」と書いてある。

一回のデモで具体的な成果が出ないが、大きな願望を心の中に抱きながら街頭の人々の間を歩いている。

前世紀の「15年戦争」(1931~1945)や現在も続いているウクライナ戦争(2022-02-24~)の地獄のような体験を私たちや子々孫々が絶対に体験しない日本にしたいという願望だ。

この願望がいつ現実になるかはわからない。

しかし、続けていればきっと目標を達成できると信じている。

幼い頃のささやかな体験が今の私の一人デモ継続を支えてくれている。

2023年10月18日 記

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