―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 「遊び」で楽しい時を長く共に過ごした人に「親友」が多い。

「友」という字は前に一つ漢字が付くと様々な種類の友人があることがわかる。「悪友」「学友」「級友」「戦友」「畏友」「吟友」「社友」「心友」などなど。

しかし、なぜか広辞苑には「真友」と言う熟語が入っていない。

「親友」は仲が良いことはわかるのだが、何となく漠然としていて物足りない感じがする。

真の友人だったら、ただ仲良く付き合ってくれるだけではなく、相手が危ないことをやりそうになったり、人間の道に外れるようなことを始めそうだったら、気分を害されるかもしれないことを覚悟の上で忠告をしてくれるだろう。

即ち、親友の中でも本当に頼りになる友人を「真友」と私は呼びたい。

国と国との関係でも似たようなことが言える。

日本と米国とは互いに「友好国」と呼び合っているが、真の「友好国」なのか疑わしい。

先ずは、日本を植民地のように米軍が自分勝手に使っていることなど、真の「友好国」だったらできるはずがない。

米国は、ウクライナには軍事的支援をしていつまでもロシアと戦わせようとし、ガザでのイスラエルによるジェノサイドを真剣に止めさせようとしていない。

日本が米国の真の「友好国」と公言したいなら、米国に対して「外交政策を改めよ」と真剣に忠告をしなければならない。

2024年4月19日 記

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