悪臭が立ち込める場所に入るとは人々は最初は臭いと感じますが、しばらくすると悪臭に慣れてしまい嗅覚のマヒが起こります。

現在の自公政権の外交の担い手である首相や外務大臣などはアメリカと一緒になって中国の膨張主義、覇権主義をひたすら非難して止みません。東南アジア、インド、中東まで出かけて行って訪問先の首脳たちに決まり文句のように「開かれたインド太平洋、自由と法の支配の価値観を共有する貴国と一層連携を深めたい」とコロナ禍で巨額な国税を使ってアメリカの使い走りをしています。それをみて最初は南沙諸島などにあまり関心もなかった私たちもいつの間にか、「そうだ！そうだ！中国はけしからん！」と政府やマスコミの中国批判にすっかり同調してしまっています。

これは人間の悲しい性です。中国は１９世紀以降、１９４９年１０月１日の中華人民共和国誕生まで、ずっと西洋列強の植民地とされ多くの犠牲者を生み筆舌に尽くせない艱難辛苦、悲哀を味あわされてきました。日本も列強と共に侵略を繰り返してきた国の一つです。共産党１党独裁による行き過ぎた強権支配の問題や内陸部と沿岸部の貧富の格差、チベット、ウイグル地区で横行している人権抑圧など絶対に許せないことは多々ありますが私たちはやっと独立国として歩み始めた中国をもう少しじっと見守る必要があると思います。日本が逆のことを中国からされたと想像してみてください。想像を絶する耐えられない屈辱だろうと思います。私もアメリカ留学中、優秀な中国人留学生の必死の勉学努力を見てきました。日本もアメリカも今や経済的に中国製品や食料品なしには生きて行けません。私は日本は一刻も早く食料自給率を限りなく１００％にすべきであり、そのためにも国際災害救助即応隊ジャイロの活用による一次産業の復興・復活が急務と思いますが、それはそれ日本は隣国としてアメリカに追随することなく凛とした善隣友好関係を築くべきです。

子供の使いのように浅はかに見える日本の対中、対米外交を見るにつけ無能世襲政権与党にいつまでも日本のかじ取りを任せるわけにはいかないと改めて思います。３か月以内に確実に迫る次期総選挙では私たち有権者は賢明な選択をして平和志向の真っ当な政治家を選び国会に送りましょう。そのためピースアゴラでは現在国会議員及び地方議会議員あてに本書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を送るプロジェクトを進めています。賛同される方は是非寄付金にご協力をお願いします。金額は一切問いません

振込先は

口座名：ピースアゴラ

みずほ銀行川越支店（店番２７３）

普通預金口座番号：３０４３７３６

どうぞよろしくお願い申し上げます

２０２１年８月10日　記録的猛暑日に　記

＼この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください！いいねボタンも押して頂けるとうれしいです！／