昨夜のテレビ朝日番組「池上彰のニュースそうだったのか!!戦争のこと、改めて考えてみようSP」を今日再度見直しました。この番組は本日が8月15日敗戦記念日である事を念頭においた番組です。

番組の最後で司会の池上氏が“戦争の記憶を継承していくことをしないと戦争のことを知らない人が又危険な戦争を始めてしまう可能性がある。確かに戦争によって技術は発達するかもしれないが技術の発達によって新しい戦争が起きるかもしれない、それをどうやって止めるのか今こそ私たちは考えて行かなければいけない”などと無難な締めくくり方はしています.

しかし全編の内容は明らかに中国の軍事力の急膨張ぶりを数字で示して脅威を煽る内容です。対するアメリカは中国に対抗するため日本の本土(九州など?)に中距離弾道ミサイルをおいて抑止力としたいとの思惑があると。中国の軍事力を示す際にほとんどのマスコミは中国の人口については触れずに金額だけ比較しています。2019年の中国の人口は14.42億人にたいしてアメリカは3.29億人ですから4.4倍です。軍事費はアメリカ85.6兆円に対して中国は27.75兆円と接近しており近年その増加率はとても高いとは言っても人口比で言ったらアメリカの軍事費は中国の14倍近くの巨額に相当します。軍事費に含まれる内容や計算式も国によってまちまちであって正確な比較は不可能です(本書32ページでも付言)

2021年8月15日、敗戦記念日に巣鴨ときわ教会で講演を追えて 記

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