若い世代（10代から４0代）が投票に行き全体の投票率が７０％以上になれば政権交代は必ず実現します。

今日までのところ改革派を気取っているものの恐らく何もしない（できない）3代目世襲の既得権政治家たち、何をやるために立候補するのかさえよくわからない女性候補者などの立候補が取りざたされています。９月３日に書いたように自民党のトップが誰になっても今の憲法第9条無視、一般庶民の暮らし無視、アメリカ追随一辺倒、中国敵視の政治は絶対に変わらないと私は断言します。世襲3代目行政改革そっちのけでワクチン接種に奔走している候補が原発再稼働を止めてくれるなどと期待したら以前大阪のタレント知事の口先だけの反原発に失望した以上に失望します。だから政権交代を実現して自民・公明党を下野させて自民党総裁をただの野党党首とするしかありません。これまで野党は９年間、政策の審議に使うべき貴重な時間を使って強行採決で可決された数々の基本的人権を損ないかねない法律や数々の不正を追及しましたが何一つ悪事を暴けませんでした。つい最近では日本学術会議の会員任命時の菅首相の拒否権行使を巡っても全くまともな答弁を得られていません。戦争法案といわれる安全保障関連法案の違憲性について国賠責訴訟で市民はどれだけ時間を費やしたことか、無情な判決に泣いていることか？この9年の間の無念と悔しさをぶつけて真の民主政治・公正な司法を再構築する絶好のチャンスが次の総選挙です。政権交代により新政権が現政権の数々の不正を暴き、黒塗り情報を公開することなしに私たちの疑念は絶対に晴れません。

コロナ禍に困窮する市民・中小企業、レストラン飲食業、旅行業にいくら支援金を支給しても消費税を下げても、それらの政策は選挙に有利と見れば利権にさとい自民党にしてみればお手の物。公明党はこれまでも税金のばら撒きではチャンピオンです。なまじ庶民救済の経済政策を掲げても財政規律などどこ吹く風の自民・公明党はすぐ同じ政策を先取りします。野党が政権を取るために有効なスローガン、政権交代に必要な公約は唯一つ、政権奪回後100日以内に前政権の数々の不正を暴露し膿を出すこと、任期中に必ず現政権が強行採決した数々の基本的人権侵害が懸念される法案を廃棄すること」です。

唯一政権交代の大義として庶民が理解しやすいのは公正な司法（今は司法迄政権に忖度していますが）により政治権力を悪用した悪徳政治家に公正な法の裁きを受けさせ刑務所デビューをさせることでしょう。しかし残念ながら野党の党首の顔ぶれを見ても実はあまりパっとしません。毎回国会で同じ質問を繰り返す“あぁ又この人か！”と鮮度不足の見飽きた顔ぶれだらけ。これら野党の顔ぶれを一新するのは政権を取った後、次に行う仕事です。こちらもさらに輪をかけてマンネリの政治家たち「まだこのアルカポネ気取りの人、大臣なの？」などと言われる与党議員には即退場してもらわねばいけません。そのためにも野党は「与党の不正をただし膿を出しきる」の1点に絞って大同団結して欲しいと思います。過去９年に及ぶ自公政権のあまりにも横暴な振る舞いにずっと悔しい思いをしてきた善良な一般市民の胸がすくような選挙選になって欲しい思いだけが募ります。政権交代を実現すれば確実に今の政治は変わります。いや変わらせねばいけません。そのために、皆さん方　若い世代が自覚と責任意識をもって必ず「清き1票」を投じに行きましょう。投票率さえ７０％を越えたら世直しに不可欠な政権交代は必ず実現します。本当は政権交代などしなくても今の与党が改心して真の恒久平和と正義の実現、本書の「自衛隊も米軍も存在せず災害に万全の備えを持ち国民の命を何より大切にする社会の実現」を実行してくれるならば今の政権に期待もするのですがそれは２００％あり得ないのが残念無念です。

2021年9月6日　次期総選挙での当選が危うい自民党の若手議員の心配が手に取るようにわかる今日この頃　記

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