今回の総選挙は政権選択選挙です。我々有権者は時効政権(失礼!自公政権の誤りでした)のままで良いか政権交代を目指すべきかを迫られる選挙です。

私たちPA(ピースアゴラ)に集う仲間は当然ながらアメリカ追随一辺倒の「自公、金魚の糞(ふん)政権」を打倒して独立国にふさわしい新しい政権を樹立したいとの思いで活動しています。そんな中、今朝10月16日付の東京新聞に比較的若い世代13人の人々によって今回選挙の争点と、その争点に対するそれぞれ政党別の見解を聞くアンケートの結果が掲載されていました。題して「各党の違いチェックしてみて」市民有志が質問  回答を公開

サイトは『みんなの未来を選ぶためのチェックリスト -衆議院選挙2021-』で、争点を絞って自由民主党、立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組、日本新の会から回答を取り寄せたとのことです。

私は19項目67問をサイトでチェックしましたが残念なことに憲法第9条や防衛予算問題、自衛隊や米軍の存在をどう考えるか、将来どうするか、は争点に入っていませんでした。

設問とされた争点は以下の19項目です

  1. コロナ対策 2.家族・暮らし・防災 3.エッセンシャルワーカーの待遇 4.税制改革 5.働く人の権利 6.困窮者支援 7.同性婚 8.ジェンダー平等の実現 9.性暴力/刑法改正 10.学費 11.環境問題 12.原発問題 13.核兵器廃絶 14.沖縄基地問題 15.農林水産業 16.差別問題 17.入管問題 18.情報開示 19.文化芸術

いずれの項目についても政党の見解を知ることは大事とは思いますが、これらはどれをとっても政党によってその見解が真っ向から対立するような争点ではありません。政党間でよく話し合って超党派で国民にとってベストの結論を出そうと思えばできそうな問題ばかりです。しいて政党間で折り合いのむずかしい問題と言えば原発、核兵器廃絶くらいのものでしょうか。自衛隊が堂々と街中を闊歩し米軍が大手を振って日本の空と海を支配している今、独立国日本として将来何より大事な争点(政権選択の材料とすべき争点)は外交問題、安全保障問題、憲法問題ではないかと思います。これらについて各政党の見解を問いただして日本の近い未来の平和を1.暴力的抑止力(軍事力)によって守ろうとするのか、2.憲法を文字通り順守し自衛隊を無くし米軍撤退を求め、非暴力・話し合いによって守っていこうとするのか、それぞれの政党の見解を明らかにして有権者の判断材料とすべきではないか。しかしこの基準を貫けば現在私たちが投票したい真っ当な、野党らしい野党は社民党、共産党、緑の党、新社会党のうちのどれかしかないかもしれません。

だからこそ私たちPAに集う仲間は既成政党の枠を乗り越えて真の恒久平和の道を一筋に進んでいくつもりです。

このアンケートサイトの主催者の皆さんのように生活に直接関係ある身近なトピックスを争点にして政党の良し悪しを判断し今月末の選挙で正しい投票することは勿論大切です。しかし、私たちが日々自分らしい日常生活を送れるための大前提は、平和な日本であり、且つ、外国の支配を受けない独立した日本であるということを忘れてはならないと思います。

2021年10月16日 記

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