18日付東京新聞が第1回衆院選トレンド調査詳報を掲載しています。

無作為に抽出された全国有権者を対象に固定電話にかけて有権者のいる世帯792件、うち628人からの回答を得、携帯電話1654件とつながり内629人から回答を得たとのことです。基本質問は同じ内容で、連続3回異なる調査対象に実施するとのこと。

今度の衆院選挙に関心あるのは、ある程度ある、も含めて69.6%とほぼ7割とまずまずなので投票率は前回総選挙(国難突破解散後の総選挙)の53.68%を上まわる可能性大です

この第1回の調査結果からは有権者の圧倒的多数が小選挙区でも比例代表でも自民党・公明党を支持しており岸田内閣の支持率も55.9%と支持しない、の32.8%を大きく上回っていることが読めます。野党連合が統一候補を立てても苦戦は間違いないところです。興味深いのは自民党支持者の中にも安倍・菅路線には同調しかねる安倍菅路線からの転換派が多かったことです。彼ら自民党支持者は当然自民党に投票するでしょうが、おごる自公政権にお灸をすえる意味で選挙結果としては与野党が伯仲するのが良いなどとやや複雑な心境も見せています。小選挙区と比例代表、共にまだどの政党に投票するか決めていない人が約4割います。したがってこれまでの選挙と同様、投票率が70%を越えれば今は態度未定の4割の有権者の投票次第で野党が大きく票を伸ばす可能性は十分あります。

いつまでたっても毒の花自民党に気付かず組織からの指令や習慣で自民党に投票している多くの人たちを上回る数の有権者が投票所でまともな野党候補に投票すれば政権交代はさほど難しいことではありません。

この調査結果は政権交代を願望する私たちにとって良い意味にも悪い意味にも解釈できますが1票の重みを自覚して(野党候補が勝つのも負けるのもたった1票の差)289の小選挙区で自公への投票がすべて死に票になるよう無理を押してでも投票所に行きましょう。

2021年10月18日 総選挙公示日を明日に控えて 記

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