今日、航空自衛隊入間基地拡張工事現場を見に行き私はここで起きていることを全国の皆さんに知らせないといけない、気持ちになりました。
今年の8月アフガニスタンがタリバンの攻勢で陥落した際日本関係の難民を救助するためにこの入間基地から航空自衛隊機が現地カブールに飛んだニュースは皆さんご記憶でしょう。結局1人しか救出できなかったことも。
航空自衛隊入間基地は私の住む狭山市と入間市の広大な敷地にまたがる軍事基地です。本ホームページの2021年5月に載せた「日々遠くなる戦場体験を後代に伝えることの難しさ」の中で「軍備全廃を訴え続けた元陸軍中将遠藤三郎」と題する記事に書いた遠藤中将が陸軍航空士官学校長(校舎はここ入間、旧豊岡に所在)に就任する2年前の1940年に作られた帝国陸軍航空部隊の基地でしたが敗戦後進駐軍によってジョンソン基地として使用されました。その後1954年に日本の航空自衛隊が発足し、8年後の1962年に航空自衛隊入間基地となりました。その入間基地の一部約8万5千坪は米空軍が横田基地に移った1962年以降未使用のまま入間市の保留地として将来は市民の憩いの緑地となる筈だったと地元の人は言います。最近(正確な年月は知りません)入間市長(当時、日本会議会員)が防衛省と契約(議会の承認議決を受けたか市長の独断かも私は知りません)を結び保留地は入間航空基地の拡張計画に組み込まれてしまったとのこと。その敷地内に今かなり大きな自衛隊病院が建設されており間もなく完成し2022年4月には開院するとのことです。病院と言ってもこの病院は将来日本が戦争を始めた際に戦闘で負傷した自衛隊員を(大概は怪我をする前に死ぬでしょうが)全国の自衛隊基地経由でここに運び治療するための施設と言われています。政府が日本には自衛権が当然のようにあり自衛隊は日本の独立を守るために戦うと言っている以上戦争法の有無に拘わらず日本が戦争に巻き込まれる危険性は十分あります。加えて集団的自衛権の行使を許す安全保障関連法案により外国軍隊と共同行動をとる自衛隊員から死傷者が出る確率は更に高まったのでそれを見越した医療施設を用意するのも当然でしょう。本日、私は隣接する自然豊かな彩の森入間公園に行き金網越しに病院らしき建物を撮影した動画をユーチューブにアップしましたのでご覧ください。いくら崇高な目的のための殺人・破壊行為だと言い張っても戦争は戦争で良い戦争などありません。こんな戦争遂行のための自衛隊の存在を容認しさらに戦争法を国会通過させた自公政権、そしてそんなトンデモ自民党、公明党候補者に先月末の選挙で投票した有権者(このHPを訪れてくれている皆さんは別)の責任は重大です。
2021年11月14日 戦争反対を言う9条の会、護憲派と称する人たちが自衛隊を否定しない甘さにやきもきして 記
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