私がニューヨーク勤務を終え帰国した1983年頃、日本の大都会の風景は約4年前に比べて一変していました。同じころ大都市人口集中で地方経済、地方都市は衰退し始めていたと思います。東京、大阪など大都市には高層オフィスビルが立ち始め高層住宅が建築され拡幅整備された道路沿いには小綺麗なビルや住宅が建ち並び始めました。家の中にはTVドラマに出てくるような家具・調度品が置かれ、まるで昔のアメリカ映画に出てくるような光景が日本でも見られ驚いたものです。商店街はさびれ始め代わりに大型ショッピングセンター、ファーストフードレストランがたくさん並び、まるで又アメリカに戻ったような錯覚さえ覚えました。皆さんはこの今も続く素晴らしい街並、そして私たちの平凡でも平和な日常生活が戦争でどのように破壊され目も当てられない惨状に一変するか想像できますか?現在放映中のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディー」の主人公安子は学徒出陣直前の恋人稔と急ぎ結婚しました。稔の出征直後に生まれた幼子を遺して稔は戦死します。安子の実家の和菓子屋も岡山大空襲で焼失し祖母と母親は防空壕で亡くなりました。東京新聞連載小説「かたばみ」木内昇作では小学校の若い女性教師が受け持ちクラスの生徒を軍需工業見学に引率している途中でB29の爆撃にあい男子生徒が幼い命を落とします。戦争の犠牲になるのはいつも罪のない女性、子供そして一般庶民です。軍隊(自衛隊・米軍)と(自衛隊・米軍)軍事基地さえなくなれば日本は何処からも攻められる心配はなくなり戦争は絶対に起こりません。だからこんな悲劇も2度と生まれません。そのわけはこのHPでも再三書いていますが、本書にはもっとわかりやすく書いています。

2021年11月28日 “軍隊(自衛隊・米軍)は戦争を未然に防ぐ消火剤どころか戦争の火種” 国民の不安をあおり防衛費急増を進める政府にNOを!と 記

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