本日の担当は元原発技術者の小倉志郎さんです

―以下小倉さんの寄稿文の引用―

 国民にウソをついたり、悪事を隠したりする自民・公明連立政権が続いている。それに怒り、激しく批判する国民も少なからずいることは確かだ。しかし、何度選挙をやっても同じ政党の政権が生まれる。一人一票を持つ有権者が誰に投票したかわからないようにして投票するのだから、誰にも忖度することなく自由に投票できるルールのもとでの投票だ。にもかかわらず、政権は変わらない。とすれば、もう投票をする「国民が愚か」としか言いようがない。それに対して、「そんなことを言うのは上から目線だ」と反発される。あるいは「悪いのは自民、公明など与党だ」「悪いのはちゃんと批判しないメディアだ」「悪いのは野党がだらしがないからだ」「悪いのは小選挙区制だ」と言って、あたかも自分には責任がないかのようなことを言う人が多い。それはほんとうだろうか?私は今のような政治が続くのは私たち国民、少なくとも一票を持っている有権者が全体として愚かだからだと思う。その国民の一人である私も愚かなのだ。愚かな私はどうすれば良いか?いろいろ試行錯誤の結果、6年前から「一人デモ」を始めた。誰かがお膳立てをしてくれた大集会デモではなく、たった一人で他の人の都合を聞く必要もなく、自分だけの都合の良い時・所でできる。いつかツイッターに「『原発を並べて自衛戦争はできない』というプラカードを付けた、“変なおじいさん”がいた。しかしプラカードに書いてあることはもっともだ」と書かれた。

2021年12月18日 記 小倉志郎

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