批判コメント:1)軍隊は何かあったときの保険、軍事費は保険料、一見無駄に見えるが何かあってからでは遅いから日頃の備えが必要
2)政府が示している安全保障戦略では軍備のみが大切とは言っておらず軍事・外交・経済がともに重要、自国の強化とは軍事力だけでなく軍事、科学、技術、情報その他あらゆるものを総合的に強化することと言っている
この批判1)に対する回答: いくら高額の保険をかけて軍隊を養っても敵(いるとして)の攻撃を完全に未然に防ぐことは絶対に不可能です。昨日書いたようにいくら最新兵器や最強の軍隊を用意しても同じです。まして世界の嫌われ者である米軍の基地だらけの日本はいくら保険をかけても真っ先に攻撃目標となるでしょう。日頃の備えをすればするほど敵(いるとすれば)は備えを上回るさらなる軍拡、新鋭兵器開発に走るだけです。軍事費が無駄な掛け捨て保険であることは明らかです(第4章124ページ)
この批判2)に対する回答:あらゆるものを総合的に強化する中でしてはいけないのが軍事力の強化です。外交と経済の強化は賛成ですが軍事力を背後にちらつかせての外交・経済は最悪です。(第3章109ページ)科学・技術・情報の強化は勿論必要ですがこれが民生用でなく軍事目的のための強化であるなら絶対にNOです。海外で経済活動をする邦人の安心の為背後に日本の軍事力が無いと不安という人もいますが私は15年以上海外でビジネスをしましたが少しも不安など感じませんでした。邦人の万一の際の救出も軍事力ではないジャイロが駆けつけることで充分可能です。
2022年1月25日 記
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