フジTV(産経新聞G)2月27日放映の「日曜報道プライム」の安倍元首相と橋下弁護士のウクライナ情勢をめぐる対談には驚いた。日頃平和について深く考えたことのない視聴者をウクライナ危機に乗じて洗脳する悪質な番組だ。橋本弁護士は「日本は自分の国を守る力が絶対に必要だ、日本は打撃力、反撃力を持つこと、アメリカと共同して中距離ミサイルを日本におくことを考えなければいけない。すぐに核兵器を保有するのは現実的ではないがアメリカの核兵器を日本に持ち込ませる核シェアリングの議論は必要だ」と。安倍氏も元々核大国だったウクライナがソ連崩壊時に核兵器を放棄したためにプーチンの侵攻を許したとまるで北朝鮮の核開発も理解すると言わんばかりだ。
しかしこの「国を守るために核武装も攻撃能力も必要」との考えは平和について深く考えない一般人にはとても分かりやすい。
逆に抑止力に頼る国防こそが戦争の悲劇を繰り返す原因になるという考えは単純思考の人々にはわかりにくい。アマゾンの「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」に対する読者評も賛否両論がハッキリわかれる。
プーチンとは親密な仲だと地元選挙区の下関まで招待した安倍氏がいかに間抜けな首相だったか今回のプーチンのウクライナ侵攻で分かったというのによくも人前に出られるものだ。
憧れの推し海上自衛隊員と結婚する女性を幸福そうに描くネット漫画が目に飛び込む。
日本は国をあげてお馬鹿さんを粗製乱造する3等国に成り下がったと言えば簡単だがその責任は我々護憲派の語彙力の不足と運動の仕方の稚拙にある。
ウクライナ侵攻の真相はわからない。ソ連崩壊期同様にウクライナにも財閥がいて政権と結びつき紛争で巨利を貪っているのかもしれない。私達日本人は世界の人々が理不尽な戦争に直面している限り背後にどんな陰謀が潜んでいようが唯一の被爆国として崇高な非武装の立場を貫き戦争による紛争解決に断固反対すべきだ。政治家は自ら紛争国に出向き話し合いによる紛争解決を体を張って仲介する使命と責任を果たすべきだ。それができない出来損ないは政治家失格だ。
戦争は絶対悪であり理由を問わず許されない。核兵器の開発・保有・使用も絶対許されない。 戦争の原因は常に相手が悪い、の水掛け論だ。
屁理屈と膏薬,絆創膏はどこにでも付く!!
2022年3月3日 節分の日 記
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