安倍元首相は在職中しきりに積極的平和外交のためと言って外遊を繰り返し憲法9条の拡大解釈を許容範囲を超えてまで進めてきた。

岸田首相はその安倍氏の下で外相を4年半以上務めた。

連日多くの民間人犠牲者を出しているロシアのウクライナ侵攻について日本政府は停戦を実現させるための積極的外交を何一つやっていない。

NATO加盟国でもないのに関係諸国と歩調をあわせたロシアへの制裁が精一杯だ。

ロシア軍の銃撃を放置しながらウクライナ軍に(市民に??)防弾チョッキを送ってどうする。

ロシアとウクライナのどちらに非があるかなど、双方に言い分はあるから結局水掛け論だ。戦争勃発に明確な理由などない。やれ民族問題だ、宗教だ、国境だ、どっちが先だ、など嘘と膏薬はどうにでも付く。

岸田首相は諸外国の動きに同調するばかりでなく政権の約束通り積極的に無辜のウクライナ市民の安全のため行動すべきだ。

私が今痛切に反省するのは1991年ソ連が崩壊した当時の国際政治状況に私がとんと無頓着だったことだ。ソ連が共産主義国から資本主義国の仲間入りした当時、日本中が[共産主義はやっぱり資本主義に負けるんだ]などと言って終わっていた。当時私は現役のサラリーマンとして多忙であり政治問題をそれほど関心を持ってみる余裕がなかった。

本当に迂闊(うかつ)だったと猛省している。

To be Continued-

2022年3月12日 記

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