本日は元東芝原発技術者の小倉志郎さんの担当です

―以下小倉さんの寄稿文の引用―

 「野党がだらしないから、与党に投票するしかない」とか「野党がだらしないから、投票に行かない」などと自分の投票行動を野党の所為にする人が私の周りに一人ならず確かに居る。

自民公明連立政権の汚職まみれの政治を長い間見てきながら、選挙で政権交代をさせようという気持ちにならない人が現実に居る。

しかも、そのような腐敗政治の現状に我慢ができるのかと質問したところ、「我慢できる」という答えが返って来たのには唖然として二の句が継げなかった。

こういう人は経済格差で教育費、医療費、家賃、甚だしい場合は今日の食費も確保できずに動物的に生きるのに精いっぱいという人々がいることなど想像もできないのだろう。

上記のような人々に選挙によって政治を改善できることをわかってもらうのは至難だ。

そこまで行かなくても、色々なしがらみで自分の意思とかかわりなく与党に投票したり、政治に無関心で棄権している人もいる。

せめて、そういう人々に向けての次のようなメッセージを考えてみた。

 今のような自民公明連立政権のままだと、今まで以上に軍事費が増大し、庶民の暮らしは苦しくなる。

その上、自衛隊が米軍のコントロール下で戦争に巻き込まれる可能性も高まる。

憲法が改悪されて、正規軍ができれば若者たちの兵役義務が課せられるのも時間の問題だ。

ウソや隠蔽で本当のことを国民に知らされないままの政治がこれまで通り続く。

今後、そんな政治が続くのを黙って我慢できるのか?

2022年3月29日 記 小倉志郎

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