4月7日朝のNHKのあさイチが取り上げていた。

ジャーナリストのスヴェトラーナ・アレクシェーヴィチさんの同名の著作の漫画化という。

戦争を知る世代がいなくなる今、こういう形で戦争の実相を伝えることは極めて大事なことだ。

戦争を他人ごととしてゲーム感覚でしか見ることのできない世代には矢張り教育が不可欠と言うのは同感だ。

ウクライナ戦争の影響で売り上げはさらに伸びているという。

しかし私はここから先を問題とする。

戦争の悲惨を伝えるために多くの平和愛好家が書物、映画、戦争・戦場体験者からの聞き取り、帰還兵のPTSD問題等を様々な形で発信している。

しかし戦争反対、平和が一番というお題目だけをいくら唱えても平和国家は実現しない。

ウクライナ戦争を見て戦争反対だから軍備を増強しようとか核兵器を持とうなどと見当違いな方向に大衆が向かう不穏な空気さえある。

本当に社会から戦争の惨禍をなくしたかったら殺人破壊の集団である軍隊をなくす以外にないことに早く気付き平和運動家が軍備廃絶の活動を始めることだ。

戦争の悲惨を知るだけでは人々又新たな戦争に巻き込まれていくだけだ。

本書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」の漫画化を誰か企画してくれないだろうか!

2022年4月11日 記

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