大統領として執務開始の初日に早速電気料金の値下げを命じる政令に署名

本日はコスタリカのサンホセ日本人学校の藤沢直治先生から送られたコスタリカの全国紙からの記事を掲載します。

ー以下新聞記事翻訳からの引用ー

ロドリゴ チャベス大統領が

コスタリカ電力公社(ICE)に大改革を命じる

»電気料金に影響を及ぼす諸経費を引き下げるために電気料の算定に際して新しいルールに従うよう命じた。

大統領としての執務を開始して最初の数時間に、ロドリゴ チャベス大統領は政令に署名してコスタリカ電力公社(ICE)の財政運営上の大改革を実施するための指針を発表した。これにより電気料金に関する算定根拠の最大限の透明化と電気料金の値下げを目論んでいる。

またコスタリカ電力公社(ICE)が前政府時代、政府に返還することを拒否していた第5世代(5G)携帯周波数を、新政府として競売にかけるかどうか決める為6ヶ月以内に返還するよう命じた。

電気料金の値下げのための措置は次の3つである。

第1:コスタリカ電力公社(ICE)は直ちに全ての経理処理において国際財務情報規定(NIIF)を適用すること。

第2:金融レンタルなど電気料に影響を及ぼす部門の経理処理については再度仕分けをおこなうこと。

第3:電気料金の計算根拠となる項目の中で電気料金に悪影響を及ぼしている非戦略的な資産に係る費用は計算根拠から除外すること。

(写真下の記事)

ロドリゴ チャベス ロブレス大統領は、コスタリカ電力公社(ICE)が5Gネットワーク周波数を6か月以内に政府に返還すべきであると決定した。

(2022年5月9日 LA NACIONの新聞記事より)

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2022年5月25日 記 

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