本日の担当は元東芝原発技術者の小倉志郎さんです

―以下小倉さんの寄稿文の引用―

 私たち国民の望みを政治に反映させる最も有力な手段は選挙であり、とりわけ国政選挙は国全体の舵取り役を選ぶとても重要な選挙だ。

その一つの参議院選挙があと2週間ほどで始まる。

問題は最近の国政選挙では約50%という低い投票率が続いていることだ。

日本は独裁制ではなく民主制の国家だが、この低投票率では民(国民)の希望が国政に十分に反映される保証はない。

現に国民から集めた税金の使い道では、教育・医療・福祉など国民の暮らしに直結する分野の予算が削られ、戦争のための兵器、特に高価な米国製のミサイル・戦闘機の購入や米軍基地の建設など軍事費が増やされている。

しかも自衛隊が米軍と一体化して米軍の指揮下で共同行動ができるところまで来ており、米軍の動き一つですぐにでも日本も戦争に参加せざるを得ない状況になってしまった。

これは決して国民が幸せになる政治ではない。

一刻も早く政権を交代させねば私たちはウクライナのような地獄を味わうことになる。

しかし、これまでと同じ投票率では投票した人が投票行動を変えない限り結果は変わらない。

政権交代を実現するためには、これまで投票に行かなかった約50%の有権者に投票してもらうことである。

この人たちが何を考え、どの党を支持するかは不明だが、もし半分の25%の人たちが投票したら良かれ悪しかれ大きく変わるだろう。

先ずはそれが変化のスタートだ。

「投票に行けば政治が変わる」という宣伝をしよう。

宣伝をするなら、不特定多数の人々がいる街頭でするのが一番有効だ。

2022年6月9日記 小倉志郎

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