参議院選挙を前にして保守改憲勢力がウクライナ戦争に乗じて滅茶苦茶を言っている。

昨日午後2時のNHKのBSニュースに現れた岸防衛大臣は杖をつき言語不明瞭、うつろな表情で軍備拡充の必要性とそのための予算確保が必要と記者団に語っていた。

こんな報道に世論が誘導されたら参院選で護憲派は3分の1を割り改憲が現実になって取り返しがつかなくなる。

河野太郎議員は一郎、洋平、太郎と続く3代目の典型的世襲議員だ。

現在は選挙を仕切る自民党広報本部長だが元防衛大臣で外務大臣だ。

その彼がかつて保守の神髄・信条は何かと聞かれて「皇室と日本語を守ること」と答えていたのを思いだす。

日本の明治以来の韓国蹂躙の史実を振り返ってみたい。

1872年8月潜入盗測(韓国人に扮装した日本人が朝鮮半島の測量を実施)

1875年江華島攻撃

1876年日韓修好条規締結(ペリーの日米修好条約よりもひどい不平等条約)

1895年10月三浦梧楼公使らによる閔妃惨殺事件(朝鮮王高宗の王妃閔妃を暗殺して王宮の前庭で焼却した 主犯格の三浦は実質無罪)

1910年親日政権の樹立後韓国併合、朝鮮王朝解体(純宗が最後の王)

1938年3月朝鮮教育令で朝鮮の小学校で教授用語として朝鮮語使用の禁止(半強制的日本語普及政策の強行)

中国のチベットや新疆ウイグルに対する人権蹂躙も顔負けのひどさだ。

河野広報部長が言う保守本流が守り通したい神髄のすべてを日本は韓国から奪った。

もしも現代の日本で皇居に侵入した駐日韓国大使らに皇后を暗殺されたら日本の右翼や国民はどう反応するか。

岸田首相が外相時代に税金を基金にして従軍慰安婦問題のすべてを10億円で清算し安倍首相(当時)がこれからは過去は忘れて未来志向で?などと言ったが一体どの面さげてと言いたい。そんな明治時代の帝国憲法復活さえ夢みるのが自公保守政権、右翼改憲グループだ。

そんなでたらめな悪党(悪い政党)改憲派による憲法改悪を我々は絶対許してはならない。

野党に投票するのは勿論だが中でもハッキリ対米自立を言う野党「れいわ新選組」社民党、共産党そして議席は無いが新社会党を応援したい。

2022年6月11日 記

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