本日の担当は元東芝原発技術者の小倉志郎さんです
―以下小倉さんの寄稿文の引用―
アメリカは中国の軍事力や北朝鮮の核兵器を「脅威だ」と宣伝するが、これは「ウソ八百」だ。
以前、このホームページで紹介したが、アメリカの年間の軍事費は約85兆円で、世界の軍事費ランク第1位であり、第2位から第17位までの国々の軍事費の総計よりも多い。
そんなアメリカにとって脅威になる国がないのは自明だ。
にもかかわらず、アメリカがそんな見え見えのウソをつき続けるのには訳がある。
そのウソを真に受けて日本や韓国がアメリカ製の兵器を購入するからだ。
おかげで、アメリカの軍需産業はボロ儲けができる。
日本政府が騙されずにアメリカ製兵器の「爆買い」などしなければ良いのだが、国産兵器の調達によって日本国内の軍需産業まで併行してボロ儲けができるので、アメリカのウソを日本政府まで「脅威だ」と国民に対して宣伝する。
大手メディアは政府に忖度して、そのウソを事実であるかのようにニュースとして報道するから、国民の多くはウソを信じてしまっている。
存在しない「脅威」があるかのように宣伝するアメリカ。
それを信じる日本の主権者である国民。
本来自分たちの生活を豊かにするために使われるはずの税金を役に立たない軍備に使われて、生活に苦しんでいる日本国民はまさに「裸の王様」そのものだ。
2022年6月13日 記 小倉志郎
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