人間は痛い目にあわないと痛さがわからない。
また痛い目にあっても、しばらくたつと痛みを忘れる。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」だ。
これは人間の性(さが)だから誰でも理解できる。
だから親は子に、子は友達に「痛い目に合う前に気を付けろ、」とか
「痛い思いをした時のことを思いだせ」などと教訓を垂れる。
ところが過去の戦争の痛み(戦病死や怪我、空襲被害など)は自分で経験した人が少なくなるにつれて痛みを共有できる人が少なくなり説教を垂れる人も少なくなる。
だから人間はいつまでたっても同じ過ちを繰り返す。
ここニューヨークのテレビ番組を見ていると
「国民の為に傷ついた傷痍軍人や精神障害に苦しむ元兵士を助けるために寄付を」
と義足や車いす姿の元兵士の映像を見せながら広告を繰り返している。
しかしアメリカは今でも世界各地に健常者の若者を兵隊として送り出し障害者を増やし続けている。
まるで戦争の痛みに気付いていないか無視しているかのようだ。
世界を見わたせば世界は日本以上に軍事力依存症の慢性化が続いているのだ。
そんな世界標準に日本を合わせようと「日本も軍隊を持つ普通の国にする」と強い意志で改憲をおし進めたのが亡くなった安倍元首相だ。
実はこの世界的慢性病を日本でまず直そうとしてできた特効薬がある。
それは日本国憲法第9条であるが、この特効薬は処方通りに正しく服用しないと効かない。
しかし戦後続いてきた自民党政権はこの特効薬について製造国が日本ではないらしいとか、効き目がないし副作用も強いと強調して処方どおり正しく国民に飲ませようとしてこなかった。
私は強調したい。
この特効薬は効果絶大であり副作用の心配は全くない。
治験(国会審議)を経て国の正式認可を受けており、コスタリカでは70年以上臨床検査もして安全は確認済みだ。
自公政府は今この特効薬の販売を中止して戦争がしたくなる媚薬(偽薬)を製造販売しようとしている。
その製造会社の役員はほとんどが霊感商法、性的な問題も起こしたいかがわしい「統一教会」の回し者だ。
副作用が強すぎるこの劇薬を良識ある日本人は絶対に販売認可させてはならない。
2022年7月22日 記
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