参院選挙結果で改憲勢力が衆参両院の3分の2を占めることになった。

場合によっては敵の中枢基地の先制攻撃まで可能にしようと自衛隊の戦力を拡充しそのための予算は11兆円を目指す、と岸田首相は公言している。

安倍元首相銃撃でこれまでの自民党の国家主義、家族主義的政策がほとんど、霊感商法で日本国民からお金を吸い上げていたいかがわしい宗教団体「統一教会」の思惑の実践であったことが明らかになった。

安倍元首相は岸信介以来3代にわたってこの宗教団体の分身として動き自身と自民党の勢力を伸ばしてきたことも事件をきっかけに白日の下に晒された。

しかしそんないかがわしい自民党の中にも平和を願い公正な政治をめざしている真っ当な議員も多数いると私は思う。

私が本書で提案している自衛隊を軍事組織でない災害救助即応隊に改組する提案は何も左派の専売特許ではない。

平和で災害時にも安心して暮らせる社会を創造するための全ての国民が望む当たり前の提案だ。

現在自衛隊の本来任務とされている軍事力による国家の防衛を副次的任務とし現在副次的任務でしかない災害救助活動を自衛隊改め災害救助即応隊の本来任務に昇格させることである。

つまり現存する実力組織の正副の任務内容を入れ替える提案だ。

自民党議員の多くの賛成も十分得られると思う。

副次的任務とされる防衛業務は非軍事組織として行うので保有を許される武器は警察が保持する護身用の武器の火力を超えてはいけない。

勿論、戦闘機や中・短距離ミサイルなどの保有は論外だ。

これこそが専守防衛の真のあり方だ。

専守防衛を謳っているニュージーランド軍は戦闘機を保有していないと聞いたことがある。

それでどうやって国を守るかは本書に書いているので読んで欲しい。

2022年7月24日 記

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