本日は小倉志郎さんの担当です。

ー以下は小倉さんの寄稿文の引用ー

 安倍晋三元首相の銃撃死事件のおかげで、最大与党の自民党を始めとして、日本維新の会、国民民主党、立憲民主党など野党の議員まで統一教会と持ちつ持たれつの関係があることが判って来た。

法律をつくり、それを実行する国会や内閣を構成する国会議員たちの倫理観の劣化状況は極めて深刻だ。

果たして今後、これらの議員たちに自ら反省し姿勢を正すことができるのだろうか?などと不安な想いでいたところ、7月26日、とんでもないニュースが流れてきた。

「二之湯智国家公安委員長、UPF(旧統一教会関連団体)のイベント「ピースロード」について、京都府実行委員会の委員長を務めたことを認めた」と言うのだ。

(TBS NEWS DIG,2022年7月26日(火) 13:56) 反社会的団体の監視・取り締まりをする公的機関のトップがこの体たらくだ。

日本社会の「病」を癌に喩えるなら癌細胞が全身に転移して癌細胞を手術で簡単に除去できるレベルを超える「ステージ4」と呼んでも良いだろう。

統一教会と関連がある議員たちは同協会から送り込まれた秘書を抱えているというから回復の困難さは想像を絶する。

個人の癌でも手術が不可能なほど病状が進行してしまった場合でも、患者本人が誕生以来元々持っている自然治癒力を活性化させることによって回復ができることがある。

日本社会に当てはめるならば、主権者である国民一人ひとりが日本の「病状」を正確に知り、選挙において政治を任せるに足る人物を選ぶことに努めるようになれば、十分に「回復可能」なのだ。

即ち「ステージ4」だからと諦めることはない。

2022年7月27日 記 小倉志郎

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