ニューヨークに来て3週間目に入りやっと落ち着いた感じだ。
昨日は用事があってこちらの社会保険庁、銀行、そして買い物とマンハッタンの街中を歩きまわった。
今回初めて見た光景は中心街などのあちこちに車を止めているコロナ感染移動検査車と車の前に張ったテントの中で手持ち無沙汰にスマホを見ている受付者の姿だ。
車道を見ると車とほぼ同じ猛スピードで突っ走るEスクーターとEバイク(自転車)がやたらに多い。
連銀は昨日0.75%の利上げを決めたらしいがインフレは顕著で特にガソリン価格の高騰はすごい。
約50年前近いとはいえ私の留学時代のガソリン価格は1ガロン15セントで当時の1ドル360円で日本円に換算すると1リットル14.2円だった。
最新のガソリン価格を街中のシェル・スタンドで見たらレギュラーが1ガロン4.899ドルもしており現在の円とドルの為替レート(1ドル136円)で換算すると1リットル176円にもなる。
日本よりむしろ高いくらいでこれには驚いた。
相変わらず歩行者は交通信号を無視して赤信号でも車が来なければ堂々と渡る。
地下鉄の改札を料金を払わず飛び越えたり下をくぐったりする乗客も後を絶たないが駅員は見ても見ないふりをしている。
アメリカの実態を我々は政治、国防省、CIA,FBIなどの報道や映画から想像して厳格な監視社会、警察社会と思っている。
ある意味正しいが街中でのこの「ユルサ」からはとても厳格な警察国家とは見えない。
人種差別は絶えないがまさにリベラル社会だ。
一見SHE(女性)だがすぐにHe(男性)とわかる人たち、HeとHeやSheとSheが白昼堂々と街中で熱烈なキスをしている姿を良く見かける。
統一教会や日本会議とズブズブ一体の自民党議員がニューヨークの街角を歩いたら腰を抜かすだろう。
2022年7月30日 記
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