本日は小倉志郎さんの担当です
―以下小倉さんの寄稿文の引用―
どんな人でも日々自分の幸せを求めて生きていると私は信じている。
もちろん、その幸せの中身は人によって千差万別であろう。
今日の幸せばかりではなく、明日の幸せも望んでいるだろう。
今日健康な人は明日も健康が続くことを、今日病を患っている人は明日の快癒を、それぞれ望むに違いない。
しかし、明日のことはもちろん、それより先の未来のことは誰にもわからない。
安倍氏も7月7日には次の日に銃撃を受けて命を失うなどとは予想もしていなかっただろう。
凶弾を受けて心肺停止になるまでの意識が薄れて行く短い時間に、安倍氏は何を想っただろうか?
歴代首相在任最長記録を達成した満足感であろうか?それとも、まだこれからやりたいことを思い浮かべていただろうか?それとも銃弾の傷の痛みでそれどころではなかっただろうか?
他人の幸せを軽々しく批評すべきではないことは承知しているが、つい、安倍氏が求めていた自分の幸せとはいったい何だったのだろうと想ってしまう。
67歳の安倍氏が政界を引退し、愛する60歳の妻と二人で静かに暮らしていれば、あのような最後を迎えることは無かっただろう。
そういう幸せな生き方もあるということを安倍氏に話す家族や友人はいなかったのだろうか。
2022年8月6日 記 小倉志郎
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