ニューヨークも街の様子は私が勤務していた40年前と大分変わっている。

街中にたくさんあった味わいのあるクラシックなビルが減って超高層の細めのビルがたくさん建設され景観を損ねている。

しかし相変わらずなのはニューヨークの街角でごく普通に見かける、ノッポ、デブ、ハゲといった人たちのやたらに多いことだ。

日本では引け目を感じている諸兄姉もここニュ―ヨークに住めばごく当たり前の風景なので引け目を感じなくて済む。

40年前のニューヨーカーとの顕著な違いは道行く人たちの入れ墨がやたらに目立つことだ。

街を行く老若男女、ほとんどの人が派手な、時にはカラーの入れ墨をしている。

これはカナダのトロントでも同じで街角にはやたらに入れ墨屋が並んでいた。

一見清楚な若い女性が入れ墨をしていたりしていて最初のころは驚いたが今は慣れっこだ。

問題はコロナ禍が明けて海外の観光客が日本に戻ってきた時だ。

日本の素晴らしい文化と言えば温泉文化だが、どの温泉も「入れ墨お断り」になっている。

アメリカから今後観光客がドッと押し寄せるときもやがて来るだろう。

そうなればば彼(女)らが日本文化に触れようと温泉を訪れることも十分予想される。

ここで入れ墨の人が入浴を断られたらどうなるだろう。国際問題に??

白浜温泉で有名な和歌山県選出の二階さん、旅行業者の元締めとしてどうするおつもりか?

2022年8月9日 記

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